Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(64)常盤貴子

2023-07-05 00:10:00 | コラム
~常盤貴子のキャリア10傑~

貴子さん、自分より少しだけ上の51歳。

自分の世代が・・・
必ずといっていいほど(この写真じゃないよ)

言及するのは、デビュー時に出演した『悪魔のKISS』(93・フジテレビ)でしょう。

ヘルス嬢を演じ、ヌードを披露。
ゴールデンの時間帯に裸体が映った、最後のほうの時代かも。
貴子さんの人気が上昇すると、所属先のスターダストが版権を買い取り、よって再放送が出来なくなりソフトも未発売。
スケベ根性がゼロとはいわないけれど、よいドラマなのに、ちょっともったいないなぁ、、、と。

本人は、そこに疚しさや後悔はないと思うのですよ。。。


(1)『海辺の映画館―キネマの玉手箱』(2020)

大林宣彦の遺作。
ケレン大爆発、やりたいことやって大往生でしょう^^



(2)『野のなななのか』(2014)

そう貴子さんは、後期大林映画のミューズとなったのでした。



(3)『汚れた心』(2012)

日系ブラジル人の知られざる歴史を描いた、「純正」ブラジル映画。
共演に伊原剛志、奥田瑛二。

この映画、あまりにも知られていないのが哀しい。。。



(4)『地下鉄(メトロ)に乗って』(2006)

吉川英治文学新人賞を受賞した浅田次郎のファンタジー小説を映画化、
現在と過去を往来する地下鉄に乗った主人公(堤真一)の物語、
日本の映画もこういう設定なら、ファンタジー出来るんですよ。


(5)『アフタースクール』(2008)

俊英・内田 けんじ(いま、どうしてる??)による凝ったコメディ。

面白いよ!!



(6)『赤い月』(2004)

なかにし礼の小説を降旗康男が映画化、
貴子さんも共演の伊勢谷友介も熱演していたのにな、監督がなぁ・・・。


(7)『花筐/HANAGATAMI』(2017)

大林宣彦による戦争三部作の完結編。
若いころから自由な演出だったが、歳を取る毎に過激化していったひとだよなぁ!!



(8)『ゲロッパ!』(2003)

井筒和幸のコメディ。
しかし成功しているとはいい難く、、、。


(9)『魂萌え!』(2006)

桐野夏生の小説を阪本順治が映画化、
風吹ジュン・三田佳子・貴子さん、女優陣がみな活き活きしていてすばらしい。



(10)『だれかの木琴』(2016)

ストーカー誕生を丹念に描いてみせた井上荒野の野心的な小説を、貴子さん×池松壮亮で映画化。

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明日のコラムは・・・

『老体とアクション』
コメント
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