Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(68)中谷美紀

2023-07-27 00:10:00 | コラム
~中谷美紀のキャリア10傑~

美紀さん47歳、
透明感があるって、こういうひとのことをいうのだろうな。


知名度の割には決定的な主演映画がない気もするけれど、これからだって可能性あるもんね。

あらゆる世代の俳優さんが、年齢に左右されないキャリアを築けるよう願っております^^


(1)『嫌われ松子の一生』(2006)

不幸のつるべ打ちをハイスピードなタッチ(と、ケレン)で描く創りは大賛成、もっとこういう映画が増えていいのにな。



(2)『カオス』(2000)

ファムファタルを描くサスペンス。
じつは物語そのものは破綻している、、、のだが、そこは美紀さんの魅力で押し切る。



(3)『疾走』(2005)

重松清の小説をSABUが演出、美紀さんもよいが、韓英恵が素晴らしいのでぜひ注目してほしい。


(4)『ホテル ビーナス』(2004)

全編が韓国語で展開される「日本」映画、主演は草彅剛。
そこまで優れた映画とは思えないが、映像の雰囲気と、LOVE PSYCHEDELICOの主題歌が素晴らしいので上位に。


(5)『FOUJITA』(2015)

洋画家・藤田嗣治の半生を描く小栗康平監督作。
共演はオダギリジョー。



(6)『ゼロの焦点』(2009)

松本清張の名作、二度目の映画化。
野村芳太郎版と比べて原作にかなり忠実、
鵜原禎子(久我美子)を演じるのはなにかと話題のヒロスエ、
室田佐知子(高千穂ひづる)の役を美紀さんが演じる。


(7)『LOFT ロフト』(2006)

黒沢清の「女優さんの」好みって、とても分かり易いぜ^^



(8)『シルク』(2007)

日本・カナダ・フランス・イタリア・イギリス合作。
メインはキーラ・ナイトレイだが、はっきりいって美紀さんのほうが美しかったなぁ!!


(9)『らせん』(98)

大ヒットシリーズのレギュラーとして出演。
前作は松嶋菜々子の陰に隠れた感じだったものの、2作目からは存在感増し増しに。



(10)『繕い裁つ人』(2015)

人気漫画を映画化、地味な物語だといえばそうだが、三島有紀子による丁寧な演出で洋裁の世界が分かり易く展開されていて、観終えると少し利口になった気持ちがする。

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明日のコラムは・・・

『有給使った甲斐がありました!!』
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