び「る」→「る」っく
馴染みがないことばでは、けっしてない。
『ルックルックこんにちは』(79~2001、日本テレビ)というワイドショーがあったくらいだし。
でも少なくとも90年代に、「ルックスがよい」という表現はしても「ルックがよい」といっている先端のひと・知識人は居なかった。
「ルックがよい」ではなく「ビジュアルがよい」といっていた。
いっていた、、、はずなのに。
2000年代後半より、主にサブカルチャーの分野で「ビジュアル」ではなく「ルック」といったほうがしっくりくる、格好もよい、、、みたいな流れが出てくる。
そこへきて、現代の「ルッキズム」批判。
これはもう「ビジュアル」の出る幕はないね、しばらくは「ルック」の時代がつづきそうである。
さて「ルックがよい映画」を創る作家って誰を指すことになるのか。
QTタランティーノ?
否。
ストーリーテリングのひとだし。
スコセッシ?
否。
流麗なカメラワークとルックはちがう。
スコセッシは、あくまでも主題が評価された映画作家です。
以下、ルックのよい映画を撮る監督3人。
はっきりいえば主題が分からなくとも、ルックがよいと感じられれば「あなたは正常。」です^^
テレンス・マリック…寡作のひと。
自然光にこだわり過ぎるあまり、制作に大変な時間を要する。
名前を忘れたころに新作が―というスローリズムで『地獄の逃避行』(73)や『天国の日々』(78)を発表、
そんな伝説作りをしていたはずなのに、『シン・レッド・ライン』(98)以降は「割と」ハイテンポで新作を発表するようになった。
デジタル化の影響かな^^
アンドレイ・タルコフスキー…映像詩人。とくに、水の象徴的描写は有名。
よく「眠くなる」といわれるが、『惑星ソラリス』(72)や『ストーカー』(79)にこめられる主題は大胆かつ野心的で、そのことに気づけば眠気は吹っ飛ぶよね。
最高傑作は、やはり遺作の『サクリファイス』(86)か。。。
スタンリー・キューブリック…説明不要よね、みんな語りたがるひとだから、逆にもう、最近はうるせぇ!黙って映画を観ろや!!と思ってしまうくらい(^^;)
あすのしりとりは・・・
るっ「く」→「く」じょー。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(468)』
馴染みがないことばでは、けっしてない。
『ルックルックこんにちは』(79~2001、日本テレビ)というワイドショーがあったくらいだし。
でも少なくとも90年代に、「ルックスがよい」という表現はしても「ルックがよい」といっている先端のひと・知識人は居なかった。
「ルックがよい」ではなく「ビジュアルがよい」といっていた。
いっていた、、、はずなのに。
2000年代後半より、主にサブカルチャーの分野で「ビジュアル」ではなく「ルック」といったほうがしっくりくる、格好もよい、、、みたいな流れが出てくる。
そこへきて、現代の「ルッキズム」批判。
これはもう「ビジュアル」の出る幕はないね、しばらくは「ルック」の時代がつづきそうである。
さて「ルックがよい映画」を創る作家って誰を指すことになるのか。
QTタランティーノ?
否。
ストーリーテリングのひとだし。
スコセッシ?
否。
流麗なカメラワークとルックはちがう。
スコセッシは、あくまでも主題が評価された映画作家です。
以下、ルックのよい映画を撮る監督3人。
はっきりいえば主題が分からなくとも、ルックがよいと感じられれば「あなたは正常。」です^^
テレンス・マリック…寡作のひと。
自然光にこだわり過ぎるあまり、制作に大変な時間を要する。
名前を忘れたころに新作が―というスローリズムで『地獄の逃避行』(73)や『天国の日々』(78)を発表、
そんな伝説作りをしていたはずなのに、『シン・レッド・ライン』(98)以降は「割と」ハイテンポで新作を発表するようになった。
デジタル化の影響かな^^
アンドレイ・タルコフスキー…映像詩人。とくに、水の象徴的描写は有名。
よく「眠くなる」といわれるが、『惑星ソラリス』(72)や『ストーカー』(79)にこめられる主題は大胆かつ野心的で、そのことに気づけば眠気は吹っ飛ぶよね。
最高傑作は、やはり遺作の『サクリファイス』(86)か。。。
スタンリー・キューブリック…説明不要よね、みんな語りたがるひとだから、逆にもう、最近はうるせぇ!黙って映画を観ろや!!と思ってしまうくらい(^^;)
あすのしりとりは・・・
るっ「く」→「く」じょー。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(468)』