本年度の総括、第7弾は「映画俳優」。
出演した映画の出来不出来は「とりあえず置いておいて」、彼ら彼女らのパフォーマンスのみで評価するっていうね。
俳優さんについてなので、軽く沢尻エリカ嬢に触れておきますか。
演技は、お世辞にも上手とはいえなかったと思いますよ、ネットニュースのコメント欄には「あの美貌と演技力があっても―」なんていうのが並んでおり、前半は賛成だけど後半はね。
ふだんのインタビューも芝居がかっているというか、ほんとうにあんな感じなのかもしれないけれど、だとしたら友達だったら疲れるな…なんて。
ただ、顔と身体は好きでした。
だからやっぱりもったいないなぁ、、、とは思う、しかしもう10年もクスリ漬けだと復帰は難しいでしょうねぇ。。。
(1)ホアキン・フェニックス…『ジョーカー』
フィリップ・シーモア・ホフマンとヒース・レジャーが鬼籍に入り、ケビン・スペイシーは事実上のハリウッド追放。
クセモノのオファーは、みんなホアキンに来るのかもしれない―そう思わせるほどの怪演。
オスカーで作品賞は疑問だが、主演賞は当確でしょうどう考えても。
(2)筒井真理子…『よこがお』
監督はたぶん、筒井さんをイメージしてこの脚本を書いたはず。
(3)アル・パチーノ…『アイリッシュマン』
頭がひじょうに切れる扇動家って私生活は逆のイメージがあったが、パチーノが作り上げたホッファ像は、いつでもエネルギー過剰。
スコセッシ演出のもとでパフォーマンスをするパチーノって初めてだから、どんな役でもうれしかったんだけどね、ホッファを演じるというのだから最高でしょう。
(4)エル・ファニング…『ガルヴェストン』『メアリーの総て』
エルたん、好調を維持してます。
おねぃちゃんも今年、QTの映画に出ていたし、姉妹揃っていい感じ。
(5)岸井ゆきの…『愛がなんだ』
一途な、一途過ぎる女を熱演。
観ているぶんには、この厄介さが可愛いんだがね。
(6)柄本佑…『火口のふたり』
ほとんどポルノな荒井晴彦の映画世界のなかで、いちばんリアルなのが彼のカラダだった。
そう、瀧内公美もけっして悪くはないのだが、いちばん生きている感じがしたんだ柄本くんの身体は。
(7)ロバート・デ・ニーロ…『アイリッシュマン』『ジョーカー』
エキセントリックな主人公を際立たせるために、俗っぽさ「以外を消した」後者、
そして、ふたりのボスのあいだで精神をすり減らし、やがてすべてを失う主人公に成り切った前者。
いつだってデ・ニーロは、自分のヒーローなのです。
(8)ブラッド・ピット…『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
主人公のすべてを受け入れるこの映画のブラピは、同性でさえ惚れてしまうほど格好いい。
そりゃあ、ワンちゃんだっていうことを「よく」きくさ。
(9)和田光沙…『岬の兄妹』
自閉症を患う少女を好演。
胸に迫るものがありました。
(10)レディー・ガガ…『アリー/スター誕生』
何度も映画化されている「よく知られた物語」に新しい風を吹き込んだのは、彼女の歌唱力でしょう。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『きちんと叩こう ~19年度総括(8)~』
出演した映画の出来不出来は「とりあえず置いておいて」、彼ら彼女らのパフォーマンスのみで評価するっていうね。
俳優さんについてなので、軽く沢尻エリカ嬢に触れておきますか。
演技は、お世辞にも上手とはいえなかったと思いますよ、ネットニュースのコメント欄には「あの美貌と演技力があっても―」なんていうのが並んでおり、前半は賛成だけど後半はね。
ふだんのインタビューも芝居がかっているというか、ほんとうにあんな感じなのかもしれないけれど、だとしたら友達だったら疲れるな…なんて。
ただ、顔と身体は好きでした。
だからやっぱりもったいないなぁ、、、とは思う、しかしもう10年もクスリ漬けだと復帰は難しいでしょうねぇ。。。
(1)ホアキン・フェニックス…『ジョーカー』
フィリップ・シーモア・ホフマンとヒース・レジャーが鬼籍に入り、ケビン・スペイシーは事実上のハリウッド追放。
クセモノのオファーは、みんなホアキンに来るのかもしれない―そう思わせるほどの怪演。
オスカーで作品賞は疑問だが、主演賞は当確でしょうどう考えても。
(2)筒井真理子…『よこがお』
監督はたぶん、筒井さんをイメージしてこの脚本を書いたはず。
(3)アル・パチーノ…『アイリッシュマン』
頭がひじょうに切れる扇動家って私生活は逆のイメージがあったが、パチーノが作り上げたホッファ像は、いつでもエネルギー過剰。
スコセッシ演出のもとでパフォーマンスをするパチーノって初めてだから、どんな役でもうれしかったんだけどね、ホッファを演じるというのだから最高でしょう。
(4)エル・ファニング…『ガルヴェストン』『メアリーの総て』
エルたん、好調を維持してます。
おねぃちゃんも今年、QTの映画に出ていたし、姉妹揃っていい感じ。
(5)岸井ゆきの…『愛がなんだ』
一途な、一途過ぎる女を熱演。
観ているぶんには、この厄介さが可愛いんだがね。
(6)柄本佑…『火口のふたり』
ほとんどポルノな荒井晴彦の映画世界のなかで、いちばんリアルなのが彼のカラダだった。
そう、瀧内公美もけっして悪くはないのだが、いちばん生きている感じがしたんだ柄本くんの身体は。
(7)ロバート・デ・ニーロ…『アイリッシュマン』『ジョーカー』
エキセントリックな主人公を際立たせるために、俗っぽさ「以外を消した」後者、
そして、ふたりのボスのあいだで精神をすり減らし、やがてすべてを失う主人公に成り切った前者。
いつだってデ・ニーロは、自分のヒーローなのです。
(8)ブラッド・ピット…『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
主人公のすべてを受け入れるこの映画のブラピは、同性でさえ惚れてしまうほど格好いい。
そりゃあ、ワンちゃんだっていうことを「よく」きくさ。
(9)和田光沙…『岬の兄妹』
自閉症を患う少女を好演。
胸に迫るものがありました。
(10)レディー・ガガ…『アリー/スター誕生』
何度も映画化されている「よく知られた物語」に新しい風を吹き込んだのは、彼女の歌唱力でしょう。
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明日のコラムは・・・
『きちんと叩こう ~19年度総括(8)~』