Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ジョン・ドゥか、あるいはアラン・スミシーか

2019-11-25 00:10:00 | コラム
今年は大雨がひどかったが、風もなかなかのもので。

表札の代わりに掛けているボードが何度も落下し壊れてしまったため新しくした。

いい感じっしょ?


それにしても。。。

同じ棟に住む近隣さんの玄関を確認すると、若いひとほど表札を掲げていないことが分かる。

階段などで顔をあわせることがあるので「なんとなく」は知っているけれど、
どんなひとが住んでいるのか、そもそもそこは空き部屋なのかちがうのか、よく分からないひとだって居ると思う。

集合ポストにも名前記していないし。

でも郵便物やチラシなどは抜かれており、電気メーターが回っていたりするので「ヒト」が住んでいることはたしかなようで。


最近、物騒だから。
プライバシーの観点から。


うん分かる。

とくに若い女子であればね!

けれどもここは団地なので、20~30代単身女子は「たぶん」住んでない。

だとすると、そこまで警戒する必要あるのかなって思ったり思わなかったり。


映画『セブン』(95)のジョン・ドゥ。



この名前は彼の本名ではなく、「容疑者の名前が判明していない際の通称」つまり「米国警察用語」のひとつだと聞いたことがある。

米国ってたぶんニックネームつけるのが好きなのでしょう、ハリケーンとかもそうだし。

現在は「無効」となっているものの、映画界にも「実在しない映画監督」の名前があった。

演出方針や編集などでスタジオと揉めた場合、映画監督は架空の名前をクレジットすることが出来る。

「これを演出したのは自分じゃないですよ」という意味を持つ名前、アラン・スミシー。


日本の「名無しの権兵衛」も一周まわってセンスあるように感じるけどね!


ともあれ。

「顔」と「名前」があって初めて他者を認識するものだと思うから、出来れば表札を掲げてほしいなぁ!!



※めっちゃ恐ろしい登場シーン



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明日のコラムは・・・

『The Irishman』
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初アパ

2019-11-24 00:10:00 | コラム
今年の格闘技、大晦日興行は29日と31日の2日間も開催。

29日は提携する「Bellator MMA」が主催しリングではなくケージでおこなわれる。
31日は、リングであると。

真ん中が1日だけ空くけれど、ホテルのシフトは3連休をもらい準備万端。

つーわけで、いつもとは立場を逆転させ、客としてホテルに宿泊することに。

初、アパホテルですわ。

きゃーきゃー。

でも自分のような格闘技バカがすでに安い部屋を確保していて、高い部屋しか残っていないもよう。

まぁでも、年にいちどのお祭りだからね、ケチらないようにハニーとカウントダウンまで楽しみます。


アパといえば、まずあの代表の顔が浮かび、そのあとだってホテルではなくカレーなのだけれどね。

※これ美味よ



ホテル内でも、食べることが出来るのかしら?

設備云々より、そっちのほうが気になっていたりして。。。



※去年の大晦日は。というと・・・



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『ジョン・ドゥか、あるいはアラン・スミシーか』
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上を向くには時間がかかる~19年度総括(9)~

2019-11-23 00:10:00 | コラム
本年度の総括、第9弾は社会一般。

いろんなことがあり過ぎて、それは楽しいことも含まれるけれど、あまりにも哀しい痛ましい出来事が多過ぎて、とてもじゃないが10に絞れなかった・・・から、15選でお届け。

上を向いて歩くには、少し時間を要する大事件もあって・・・。


(1)京都アニメーション放火殺人事件(07.18)

36人という被害の大きさに思考停止。

あの現場の写真を掲げても仕方ないから、彼ら彼女らの手がけた美しい映画の予告編を。



(2)令和スタート(05.01)

しっくりきました、初めて目にする耳にする元号なのにね。

(3)野田小4女児虐待事件(01月)

鬼畜ですよ、鬼畜。

(4)NGT48暴行被害事件(18.12.04)



なーーーーーんも解決出来てないのに活動再開するムチャクチャさに呆れた。

(5)消費税10%(10.01)

それを見越して、今年はいろんな買い物をしました。

あきらかに「し過ぎた」のだけれどね!!

(6)東池袋自動車暴走死傷事故(04.19)

加害者が高齢であること、そして、通商産業省の元職員であったことから「逮捕されないのではないか」という疑念まで生んだ厄介な事故。

奥さんとお子さんを亡くしたパパの会見が、つらくてつらくて・・・。

(7)イチロー引退(03.21)

同年だよコノヤロー、鉄人過ぎて同じヒトとは思えないのだな。

ともあれ、おつかれさまでした。

(8)沢尻エリカ、麻薬取り締まり法違反で逮捕(11.16)

このビジュアルを見ると、いろいろもったいない。



(9)大手コンビニから成人誌が消える(08月末~)

時代、時代、よのぉ・・・。

(10)常磐自動車道煽り殴打事件(08.10)

鬼畜にキチガイにって、もうちょっと楽しい世の中にならんのか。

みんな、ドライブレコーダー付けようね。

(11)大雨による災害(なんか1年中?)

我々の想像力を、容易く超えてくる。

とくに千葉周辺は、ほんとうに気の毒だった。

(12)吉本興業「闇営業」問題(06月~)

大晦日の『ガキ使』がいちばん気になるのだが。

それにしても、史上稀に見る退屈な会見だった・・・。



(13)セブンイレブン「7Pay」の失敗(09.30)

ノリで採用したってことはないよね?

キャッシュレス決済の種類が増え過ぎてしまって、これから淘汰されるものも増えてきそう。

(14)新井浩文、強制性交の容疑で逮捕(02.01)

これまた、惜しいひとをなくした。

死んでないけどさ、性犯罪からの復帰はクスリ以上に困難だと思われ。

(15)香港民主化デモ(03月~)

規模が大きくなり過ぎて、じつはよく分かっていない。

たいへんなことが起こっている、、、ということだけは分かる。


※いまの気分です



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『初アパ』
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熊手、買いました。

2019-11-22 00:10:00 | コラム
きのうはホテルを代表し熊手を買うため、雷門へ。




せっかくだから大衆演劇に触れ、



しかし相棒が10分で飽きて勝手な行動を取るため30分くらいで退出・笑、さっそく酉の市に向かう。


で、こんなかわいい熊手を手に入れましたとさ。




その後、朝までずぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと呑んでいたので、つまり今日のコラムは、、画像で埋めてサボるという例のアレです笑笑


しかし今年のボージョレは、はっきりと、去年のより出来が悪いといえるなぁ。。。






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明日のコラムは・・・

『上を向くには時間がかかる~19年度総括(9)~』
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きちんと叩こう ~19年度総括(8)~

2019-11-21 00:10:00 | コラム
本年度の総括、第8弾は「映画のワースト」。

ワーストだけを取り上げてヤンヤヤンヤいうのは趣味がいいとはいえないけれど、ダメなものはダメって、ちゃんといわないとね。

「〇〇が嫌いだから」という感情だけで判断せず、あれがダメだったこれがダメだったって、ちゃんと叩かないと。

自分は格闘技と同じスタンスで映画を捉えていて、一本の映画を撮ったというだけで、そのひとを無条件に尊敬します。

それが叶わなかったのが自分。なのだから。

リング/ケージにあがるファイター全員を尊敬しているのと同じこと。

それが大前提にあったうえで、敢えてダメ出ししますよと。

大晦日の欠場を発表した堀口を「逃げた」とか、RENAを「ごり推し・押し」だとかはいわないのと同様に、
三谷さんに対し「映画を撮るな、こっちへ来るな」とはいわない。

きちんとお金を払って新作を観にいって、身構えることなく対峙しているにもかかわらず一切笑えない、なぜなんだ三谷さん!? と自分はいっているわけなのですよ苦笑


(1)『記憶にございません!』

脚本が巧いはずなのに、けっこう行き当たりばったり。

世評が高いのも疑問で、それはひょっとしたらあれか、前作があまりにもズタボロだったので、ファンのひとはリハビリだと解釈したのだろうか。

何度でもいうが、映画を撮るときの三谷さんは「映画が好き過ぎる」が出過ぎていて、それが作劇の邪魔にまでなっている。浮足立っている、、、ように見えるのです。


(2)『スペシャルアクターズ』

上田監督、あきらかに気負い過ぎた。

前作『カメ止め』を引きずって撮っているため、自ら比較対象に甘んじてしまった感がある。

開き直って撮ってくれればよかったのに、新海監督のように。




(3)『麻雀放浪記 2020』

おおいなる野心に躓いた・・・っぽい。

チャランポランタンもも、ベッキーの熱演が気の毒に思った。




(4)『マチネの終わりに』

予告の時点で寒気がしたのはなぜだろう。

美男美女の恋愛アレルギーが「少々」あるのはたしかだが、キレイな映像を観ても「ちっともこころを動かされない」のは、この映画そのものに感情がないから。なのだと思う。




(5)『イソップの思うツボ』

タイトルは抜群。

しかし。
ベタな表現で恐縮だが、演出も演技も学芸会レベルだった。

上田監督は、がらりと作風を変えたほうがいいのではないかな。


(6)『チャイルドプレイ』

特殊技術の進歩と反比例するかのような、スッカスカの物語。




(7)『バースデー・ワンダーランド』

ごめん。

寝てしまった。

体調は万全だったので、自分に罪はない・・・よね?笑

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『熊手、買いました。』
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