53年5月17日生まれ・66歳。
熊本出身。
公式ブログ
きのうの志穂美えっちゃん同様、島田陽子(しまだ・ようこ)さんもまた、世代によって、その印象が大きく変わる俳優さんなのではないでしょうか。
自分より上の世代のひとにとっては『砂の器』(74)の可哀想な「裏」ヒロイン、
自分の世代だと、米産のテレビシリーズ『将軍 SHOGUN』(80)、
このひとの全盛期を知らない「いまの若いひと」にとっては、いきなりAVの世界にやってきた「昔、人気だった女優さん」なのかもしれません。
いやしかし、ほんとうに驚きましたが!!
※とはいえMUTEKIレーベルの割には「過激さ」はなく、どちらかといえばソフトポルノでしたね。
というか、ウィキペディア参照しようとして一通り読んだのですが、この一文ひどくないですか、「スレンダーな体型をしており、胸は貧乳である」って。
放っておけよって話です。
<経歴>
中学生のころに「劇団若草」に入団、71年に放送されたテレビドラマ『続・氷点』(日本テレビ)が話題を呼ぶ。
映画俳優デビュー作は、72年の『初めての愛』。
『流れの譜』(74) の「第一部 動乱」「第二部 夜明け」、ただひたすらに和賀英良を信じようとするさまが泣ける『砂の器』(74)、
『球形の荒野』(75)、『吾輩は猫である』(75)、『夜霧の訪問者』(75)では二役を熱演、
『トラック野郎・望郷一番星』(76)、『犬神家の一族』(76)、『八つ墓村』(77)、『黄金の犬』(79)、『白昼の死角』(79)。
80年―前述した『将軍 SHOGUN』が大ヒットを記録し、国際派女優と称されるようになる。
ずいぶん経ってから「一気見」したのですが、ふつうに面白かったですし、これがたぶん『ラストサムライ』(2003)あたりにつながっていくのだろうな、、、と思うとじつに興味深いです。
『リトルチャンピオン』(81)、
『竜馬を斬った男』(87)、『花園の迷宮』(88)、『橋』(88)、
『動天』(91)、『風、スローダウン』(91)、『リング・リング・リング 涙のチャンピオンベルト』(93)、『ゴト師株式会社スペシャル』(95)、『ハンテッド』(95)、『クライング フリーマン』(95)。
ときどき妙な「間」が生じていますが、それは、ロッケンローラー・内田裕也との不倫や、それに端を発する金銭面でのトラブルから、、、といわれています。
MUTEKIデビューも、おそらくそのあたりが関係していると思われます。
いろいろいわれることも多いでしょうが、個人的には、そういう一切合切を含めての「役者馬鹿」って面白いなって思うのですが。
『姉極道 菩薩の龍子』(2000)、『国姓爺合戦』(2002)、『深紅』(2005)、『Dear Heart―震えて眠れ―』(2009)、
本人を演じた『島田陽子に逢いたい』(2010)、『彼女は海へ』(2011)、『明日泣く』(2011)、『サンタクロースズ』(2015)、『塀の中の神様』(2016)、そして最新作が『カノン』(2016)。
こうしたキャリアを築いているひとが「あのひとは、いま…」状態に陥らないのは、ひじょうに勇気をもらえますよね。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(151)清水美沙』
熊本出身。
公式ブログ
きのうの志穂美えっちゃん同様、島田陽子(しまだ・ようこ)さんもまた、世代によって、その印象が大きく変わる俳優さんなのではないでしょうか。
自分より上の世代のひとにとっては『砂の器』(74)の可哀想な「裏」ヒロイン、
自分の世代だと、米産のテレビシリーズ『将軍 SHOGUN』(80)、
このひとの全盛期を知らない「いまの若いひと」にとっては、いきなりAVの世界にやってきた「昔、人気だった女優さん」なのかもしれません。
いやしかし、ほんとうに驚きましたが!!
※とはいえMUTEKIレーベルの割には「過激さ」はなく、どちらかといえばソフトポルノでしたね。
というか、ウィキペディア参照しようとして一通り読んだのですが、この一文ひどくないですか、「スレンダーな体型をしており、胸は貧乳である」って。
放っておけよって話です。
<経歴>
中学生のころに「劇団若草」に入団、71年に放送されたテレビドラマ『続・氷点』(日本テレビ)が話題を呼ぶ。
映画俳優デビュー作は、72年の『初めての愛』。
『流れの譜』(74) の「第一部 動乱」「第二部 夜明け」、ただひたすらに和賀英良を信じようとするさまが泣ける『砂の器』(74)、
『球形の荒野』(75)、『吾輩は猫である』(75)、『夜霧の訪問者』(75)では二役を熱演、
『トラック野郎・望郷一番星』(76)、『犬神家の一族』(76)、『八つ墓村』(77)、『黄金の犬』(79)、『白昼の死角』(79)。
80年―前述した『将軍 SHOGUN』が大ヒットを記録し、国際派女優と称されるようになる。
ずいぶん経ってから「一気見」したのですが、ふつうに面白かったですし、これがたぶん『ラストサムライ』(2003)あたりにつながっていくのだろうな、、、と思うとじつに興味深いです。
『リトルチャンピオン』(81)、
『竜馬を斬った男』(87)、『花園の迷宮』(88)、『橋』(88)、
『動天』(91)、『風、スローダウン』(91)、『リング・リング・リング 涙のチャンピオンベルト』(93)、『ゴト師株式会社スペシャル』(95)、『ハンテッド』(95)、『クライング フリーマン』(95)。
ときどき妙な「間」が生じていますが、それは、ロッケンローラー・内田裕也との不倫や、それに端を発する金銭面でのトラブルから、、、といわれています。
MUTEKIデビューも、おそらくそのあたりが関係していると思われます。
いろいろいわれることも多いでしょうが、個人的には、そういう一切合切を含めての「役者馬鹿」って面白いなって思うのですが。
『姉極道 菩薩の龍子』(2000)、『国姓爺合戦』(2002)、『深紅』(2005)、『Dear Heart―震えて眠れ―』(2009)、
本人を演じた『島田陽子に逢いたい』(2010)、『彼女は海へ』(2011)、『明日泣く』(2011)、『サンタクロースズ』(2015)、『塀の中の神様』(2016)、そして最新作が『カノン』(2016)。
こうしたキャリアを築いているひとが「あのひとは、いま…」状態に陥らないのは、ひじょうに勇気をもらえますよね。
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(151)清水美沙』