Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(151)清水美沙

2019-11-09 00:10:00 | コラム
70年9月25日生まれ・49歳。
東京出身。

公式プロフィール


晩年のイマヘイ今村昌平に愛された清水美沙(しみず・みさ)さん、おや、いつの間にか「美砂」から改名していたんですね。

美人顔だとは思いますし、イマヘイに出会って以降は演技にも幅が出来て頼もしいかぎりなのですが、なんですかね、個人的にはハマったことがないのですよね、なんとなく苦手意識を抱いてしまっているというか。

ですから、キャリアを眺めて、…えぇ! こんなに出てたっけ? となったのです。

どうもすいません、美沙さん。



<経歴>

映画『湘南爆走族』(87)のヒロインオーディションを受けて合格、そのまま映画俳優デビューを果たす。

それ系? の映画にはあまり興味を抱けないクセして、学校でそこそこ流行っていたからでしょうか、公開初日に観にいった記憶があります。

正直、映画の出来としてはアレですが、江口洋介や織田裕二、しかも我王銀次(!!)まで出ているので、飽きることはなかったです。

翌々年の89年、NHKの連続テレビ小説『青春家族』のヒロインに抜擢される。
これまた、まったく記憶にございません、、、なのですよね。

どうもすいません、美沙さん。


以下、映画のキャリアをドドドっと。

褒めたひとを探すことが困難な『稲村ジェーン』(90)、
『遺産相続』(90)、『ぼくと、ぼくらの夏』(90)、『シコふんじゃった。』(92)、『未来の想い出 Last Christmas』(92)、『おこげ』(92)、
『熱帯楽園倶楽部』(94)、『四十七人の刺客』(94)、『四姉妹物語』(95)、『ゲレンデがとけるほど恋したい。』(95)、『Shall we ダンス?』(96)、『義務と演技』(97)、『人間椅子』(97)・・・と、様々なジャンルで活躍。

もうこの時点で驚きました、映画を中心に活動しているひとですが、自分が思っていた「倍」は出ていますね。

『うなぎ』(97)でイマヘイに出会う。

『カンゾー先生』(98)を経た2001年、『赤い橋の下のぬるい水』で再びイマヘイのミューズになる。

いわゆる「潮吹き」を題材にしたコメディで、おそらく現時点における美沙さんの代表作でしょう。




『田園のユーウツ』(2001)、『告別』(2001)、『海は見ていた』(2002)、『ぼくんち』(2003)、『姑獲鳥の夏』(2005)、『プライベート・ムーン』(2005)、『それでもボクはやってない』(2007)、『転校生―さよなら あなた―』(2007)、『魍魎の匣』(2007)、『ぼくのおばあちゃん』(2008)、『レイン・フォール/雨の牙』(2009)、『ジャイブ 海風に吹かれて』(2009)、『沈まぬ太陽』(2009)。

『誰かが私にキスをした』(2010)、『ボックス!』(2010)、『瞬 またたき』(2010)、『恋愛戯曲 ~私と恋におちてください。~』(2010)、『少女たちの羅針盤』(2011)、『京太の放課後』(2012)、『ばななとグローブとジンベエザメ』(2013)、『あしたになれば。』(2015)、『ホテルコパン』(2016)、『リトル京太の冒険』(2017)、『やっさだるマン』(2018)、最新作は『小さな恋のうた』(2019)。


結婚してもペースを崩すことなく映画出演をつづける―ちょっと反省しましたね、もう少し美沙さんを気にかけるべきだろうって。

ナニサマ発言ですけど笑


次回のにっぽん女優列伝は、釈由美子さんから。

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明日のコラムは・・・

『ネットに夢中になっても、その気があれば。。。~19年度総括(3)~』
コメント (1)
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