Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

お肌よわよわ

2020-10-21 00:10:00 | コラム
汗っかきとしては暑い季節が終わってホッとしている・・・のだけれども、

お肌よわよわマンとしては、乾燥肌による「かゆみ」「手指の裂け」を心配せねばならず、我ながら難儀なヤツだなぁ、、、と思う。

先週『アメトーーク!』(テレビ朝日)でも特集していたが、お肌よわよわで悩んでいるひと沢山居るのだよね。


就寝時は、保湿クリーム塗りまくって靴下と手袋をする。

それだって効果絶大というわけではなく、指先はすぐに裂け、年中バンドエイドをしている。

やっと治まったころに、花粉症が始まる。

結局、なーーーんもないのは、5月6月9月くらいかね。

いくつもの薬を服用しているひとには申し訳ない表現になるが・・・

この期間に買う、塗り薬や飲み薬が、1年間の支出のなかで最もムダと思ってしまうのよ。

くぅ~~~~~!! みたいな。
これさえなければ、アンナコトコンナコト出来るかもしれないのに!! って。


・・・だからもう、気持ちは2021年5月あたりに飛んでいるのであった―。


※「肌」で連想ゲームしたら、まずこの映画が浮かんだ



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(351)』
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外国女優別キャリア10傑(44)パトリシア・アークウェット

2020-10-20 00:10:00 | コラム
~パトリシア・アークウェットのキャリア10傑~

コケティッシュな姉ロザンナ(61)のあとを追い、映画俳優デビューをしたパトリシア52歳。

両者とも人気を持続させているのも、脱ぎっぷりのよさもすごい、
妹さんのほうが「より」実験色の濃い映画に出がち、、、なのかな。


(1)『トゥルー・ロマンス』(93)

デビュー作ではないが、日本人にとっては「実質的な」ファースト・コンタクトの衝撃というか。

ピーチの味がするキスもいいが、ハイライトは、やっぱりこのシーン。


何度殴られても、ファック・ユーするところ格好いい!!


(2)『エド・ウッド』(94)

ティム・バートンの最高傑作。

史上最低の映画監督と評されたエドワード・ウッド・ジュニア(ジョニー・デップ)の奇天烈なイキザマを「まるごと」受け入れる最高のヒロインを好演。


(3)『救命士』(99)

スコセッシ×ニコラス・ケイジによる、サイケなニューヨーク狂騒曲。

主人公が安らかに眠ることが出来るのは、彼女の胸のなかだけ、、、なのだよなぁ。



(4)『ロスト・ハイウェイ』(97)

デヴィッド・リンチによるイカれたSF。
そう、SFでしょうこれは!!

パトリシアは黒髪/金髪のボディダブル的ヒロイン二役を演じ、エロスを振りまきまくる。




(5)『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)

12年間、断続的に撮影をつづけ少年の成長を追った、リチャード・リンクレイターによる意欲的な実験作。

主人公の母親を演じたパトリシアは、本作でオスカー助演賞を受賞。

離婚した元旦那を、イーサン・ホークが演じた。


(6)『スティグマータ 聖痕』(99)

宗教をからめたスリラーで、背景はよく分からないけれど充分楽しめたし怖かった。




(7)『インディアン・ランナー』(91)

ショーン・ペン初監督作。

ショートカットがキュートだけど、出産シーンは強烈でした。



(8)『ヒューマン・ネイチュア』(2001)

脚本チャーリー・カウフマン×監督ミシェル・ゴンドリーによるブラックコメディ。

パトリシアは「宇宙一毛深いおんな」を怪演する。


(9)『デブラ・ウィンガーを探して』(2002)

姉がメガホンを持った、映画業界における女性の地位を考察する長編ドキュメンタリー。


(10)『アメリカの災難』(96)

俊英デヴィッド・O・ラッセルが仕掛ける、一癖も二癖もあるロードムービー。

作品自体が不安定なので、主人公ベン・スティラーの妻を演じるパトリシアが顔を出すだけで、なんか安心する笑

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『お肌よわよわ』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にっぽん女優列伝(217)長澤奈央

2020-10-19 00:10:00 | コラム
84年1月5日生まれ・36歳。
東京出身。

公式プロフィール


特撮系でキャリアを築いた女優さんは身体能力が高く、アクションも吹き替えなしで担当することが多いです。
長澤奈央(ながさわ・なお)さんもそうで、こういうひとは意外と多いのに、映画では活躍する場があまりなかったりします。

つまり特撮を除いて、女性が活躍するアクション映画が少ないのですよね。

いっぱい出来てもいいのに。
需要、多いと思うのですよ。

ジェンダーだなんだというのであれば、こういうところも改善しないといけないのでは―?



<経歴>

夫は元サッカー日本代表の中田浩二。もう、ラブラブです。



2002年―『忍風戦隊ハリケンジャー』(テレビ朝日)に、野乃七海/ハリケンブルー役で俳優デビューを飾る。
いわゆる「スーパー戦隊シリーズ」の、第26作目でした。

同年、園子温の『自殺サークル』のチョイ役で映画俳優デビューを果たす。

『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE』(2002)、『逢いたい』(2003)、
『ドリフト』(2006)、『スーパーカブ』(2008)とその続編『スーパーカブ2 激闘篇』(2008)、
『子猫の涙』(2008)、『アクエリアンエイジ劇場版』(2008)、『少林老女』(2008)、『ロックンロール★ダイエット!』(2008)、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(2008)、『春琴抄』(2008)、『猫ラーメン大将』(2008)、『花婿は18歳』(2009)、『聖白百合騎士団』(2009)、『ハード・リベンジ、ミリー:ブラッディバトル』(2009)・・・と、けっして恵まれたキャリアとはいえませんでしたが、
日米合作のインディーズ『ホテルチェルシー』(2009)に主演、マートルビーチ国際映画祭で女優賞を受賞。

小規模の映画祭ゆえ、日本ではほとんど話題にならなかったですが、もっとニュースで取り上げられてもバチ当たらんでしょ?? と思いましたよ。

『ムラサキカガミ』(2010)、
4時間30分を超す大作、おそらくこれが長澤さんの代表作であろう『ヘヴンズ ストーリー』(2010)、



『メリーさんの電話』(2011)、『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』(2012)、
『トラベラーズ 次元警察』(2013)、『009ノ1(ゼロゼロクノイチ)THE END OF THE BEGINNING』(2013)、『ペコロスの母に会いに行く』(2013)、『柔道ガールズ』(2014)、最新作は2016年の『仮面ライダー1号』。

特撮系もよいですが、堂々の主演で、堂々のアクション映画が観たいなぁ!!!


次回のにっぽん女優列伝は、長澤まさみさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『外国女優別キャリア10傑(44)パトリシア・アークウェット』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にっぽん女優列伝(216)永作博美

2020-10-18 00:10:00 | コラム
70年10月14日生まれ・49歳。
茨城出身。

公式プロフィール


50歳ですよ、この容姿で永作博美(ながさく・ひろみ)さん!

信じられません、まず年上ということに。
アイドルのころからほとんど変わっていませんし、30代後半で通りますよねほんとうに。

ちなみにアイドル「ribbon」時代、歌まで追っかけていたわけではありませんが、ひとりだけ光っている子が居るなぁ、、、とは思ってました。


その時点で、将来は約束されていたのではないでしょうか。



<経歴>

『オールナイトフジ 女子高生スペシャル』(フジテレビ)の「美感少女コンテスト」でベストパフォーマー賞を受賞し、芸能界入りを果たす。

89年―「乙女塾」(フジテレビのバラエティ番組『パラダイスGoGo!!』内のグループから選抜された3人―松野有里巳、佐藤愛子、そして永作さん―で「ribbon」を結成する。
(94年、自然消滅的に解散)

その後、舞台やテレビドラマなどで演技活動をおこない、俳優としてのキャリアを築き上げていく。


映画俳優デビューは、意外と遅く、2003年の黒沢清監督作『ドッペルゲンガー』。


『空中庭園』(2005)、『天使』(2006)、『好きだ、』(2006)、『気球クラブ、その後』(2006)。

俳優として、おぉいいかも♪と最初に思ったのは2007年の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』。

俊英劇作家・本谷有希子の原作小説を吉田大八が映画化、主演の佐藤江梨子ばかりが評価されましたが、兄嫁を演じた永作さんの抑えた演技も素晴らしかったです。

『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』(2007)、『クローズド・ノート』(2007)、
タイトル負けしなかった快作『人のセックスを笑うな』(2008)ではヒロインを好演、
『同窓会』(2008)、『その日のまえに』(2008)、『魔法遣いに大切なこと』(2008)、『クローンは故郷をめざす』(2009)、『脇役物語』(2010)、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(2010)。

2011年、おそらく代表作になるであろう『八日目の蝉』で誘拐犯・希和子を熱演する。




『四十九日のレシピ』(2013)、『さいはてにて―やさしい香りと待ちながら―』(2015)、『ソロモンの偽証』(2015)、『夫婦フーフー日記』(2015)。

最新作は、まもなく公開の河瀨直美監督作『朝が来る』。


結婚後(旦那は映像作家・内藤まろ)も、マイペースで映画出演をつづけているのがうれしいです。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(217)長澤奈央』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にっぽん女優列伝(215)中川翔子

2020-10-17 00:10:00 | コラム
85年5月5日生まれ・35歳。
東京出身。

公式サイト


「しょこたん」こと中川翔子(なかがわ・しょうこ)さんは俳優というよりタレントさんですが、個人的に好きなひとなので取り上げます笑

ネット創成期よりブログなどで注目を集める。
成龍ジャッキー好き。
猫好き。
セミの抜け殻集めを趣味にしている。
絵が異様に巧い。


などなど、いろいろあるひとですが、まぁ助平な男ですから、こういうグラビアにもチャレンジするところが好きです。





<経歴>

元「ジャッキー・チェン事務所日本支部」所属。

父親は、ミュージシャン・歌手の故・中川勝彦。

び・・・美男子。

2001年、『ポポロガールオーディション』グランプリ受賞。
2002年、『ミス週刊少年マガジン2002』選出。
2004年、公式ブログ『しょこたん☆ぶろぐ』を開設し評判を呼ぶ。

実写映画よりテレビドラマのチョイ役やアニメーションの吹き替えのほうが多かったりするのですが、そこからは『塔の上のラプンツェル』(2010)を挙げておきましょうか。

実質的な映画俳優デビュー作は、2005年の『兜王ビートル』。

原作は永井豪、演出はB級映画の雄・河崎実、主演はプロレスラーの兜王ビートル。
なんか、すごくわちゃわちゃした映画でしたが、とりあえずしょこたんは可愛かったです笑

カメオ出演ですが割と目立った『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)、
『XX(エクスクロス) 魔境伝説』(2007)、しょこたん本人を演じたオムニバス『東京オンリーピック』(2008)、
『恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない』(2010)、手塚眞が演出した『マギカ調べ』(2012)などなど、しょこたんらしいオタク系映画が並びます。

その決定打にして代表作といえるのが、2014年の『ヌイグルマーZ』。

原作は大槻ケンヂ、監督は「もうひとりのB級映画の雄」井口昇、共演にアクション系女優の武田梨奈。

女優さんふたりとも好きなので、充分に楽しめる娯楽作でしたよ。


そのほかの作品に、『TOKYO TRIBE』(2014)や『マザー』(2014)など。


ずいぶん昔から活躍しているので40歳といっても驚かないですが、まだ35歳。
やや童顔なので、もっと若くも見えますよね。

特撮の方向に持っていくのではなく、ただただ腐女子を捉える映画の主演であっても、誰よりも光ると思います。

そういうの、観たいです。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(216)永作博美』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする