Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(66)長澤まさみ

2023-07-16 00:10:00 | コラム
~長澤まさみのキャリア10傑~

まさみさん36歳、
出たてのころはどうとも思ってなかったのよね、

まぁかわいいけど、


いわゆるセカチュー大嫌いだったし(^^;)(^^;)

女優としてグンとよくなったのは、2010年代の真ん中あたりから、、、だったと思います。


(1)『海街diary』(2015)

是枝裕和によるヒット作。
それにしても美人姉妹過ぎるだろ、、、とは思うが、いやぁグッときました。



(2)『モテキ』(2011)

コミカルな青春漫画を森山未來主演で映像化、
テレビドラマ⇔映画の流れが、これほどうまくいったケースも珍しい。


(3)『アイアムアヒーロー』(2016)

ゾンビ映画を徹底検証し「更新」しようとする、花沢健吾の傑作漫画を映画化。

ゴア描写も徹底していて、ホラーファンも大満足の会心の出来。
戦う準ヒロイン、まさみさんも格好よかった。



(4)『散歩する侵略者』(2017)

黒沢清による「静かなるSF」。
辻褄がどうした? こういうのは雰囲気が大事なんです。


(5)『シン・仮面ライダー』(2023)

ゲスト出演みたいなものだが、本人が楽しそうだったので^^



(6)『すばらしき世界』(2021)

西川美和が原作モノに挑戦した野心作。
ディレクターの卵を無意識的に煽ってたぶらかす感じのまさみさん、すごく似合ってる。



(7)『黄泉がえり』(2003)

ブレイク以前の作品。
市原隼人くんに想いを寄せる少女を好演。


(8)『ラフ ROUGH』(2006)

競泳の世界を描いたあだち充の漫画を映画化。
その前年、まさみさんは『タッチ』で南ちゃんを演じているが、映画としてはこっちのほうがいい。


(9)『深呼吸の必要』(2004)

香里奈(!)主演、
沖縄を舞台とした青春劇で、地味だが悪くない。

篠原哲雄監督、もうちょっと有名になってもおかしくないのになぁ!!


(10)『シン・ウルトラマン』(2022)

キャラクター設定には「やはり」疑問(尻たたき!)だが、巨大化は面白かった。

巨大化に耐え得るビジュアルだしね~。


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明日のコラムは・・・

『煽らなくても!!』
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秘密厳守は難しい、そんな世だからこそ^^

2023-07-15 00:10:00 | コラム
昨日より、スタジオジブリの、、、というより、宮崎爺の最新作『君たちはどう生きるか』が公開。

まだ観ていないのでなんともいえないが・・・
※※ココ訂正、原稿執筆時点では観てなかったが、きのうさっそく観てきました。内容については後日!!

今回、鈴木Pの戦略は「情報はほぼ流さない、広告も打たない」というもの。

いいと思う。
自信の表れともいえるし、
公開前から冒頭の5分を配信する映画も多いなかで、秘密厳守を貫くっていうのは逆にクール。

QTの完成台本が流出した事件もあったよね、現代はとにかく秘密厳守が難しい。

タレントのLINE流出とか、その最たるものでしょう。
下品だなぁ、あまりにも下品だよ。


今回、映画に関する情報流出はほとんどなかった。
少し流れてくる噂に関しては、鈴木Pの戦略だった可能性もある―ということまで考えれば、意図しない流出は0%だったかな。

戦略が徹底されていた証拠だし、
完成版を観たひとの口が堅かった。

ということでしょう。

なんにしても、すごく楽しみです^^




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シネマしりとり「薀蓄篇」(466)

2023-07-14 00:10:00 | コラム
く「び」→「び」る

実家が平屋だったゆえか、
2階以上に住むことに憧れていたし、
住めるならいわゆるタワマンに住みたい、それもペントハウス最上階がよい。

あらためてビルの定義を調べると・・・
building=ビルジング:鉄筋コンクリートなどでつくった中・高層の建築物だそうで。

「中」であることが曖昧な気はするが、まぁでかけりゃビルでしょう。
という大雑把な認識で、「映画で印象に残ったビル」5選を展開してみましょう。

けっこうベタです^^


『ダイハード』(88)

ナカトミビル。
実際はフォックス・プラザ(=20世紀スタジオの本社…トップ画像)です。



『タワーリング・インフェルノ』(74)

地上550メートル・138階の超高層ビルが火災に遭うパニック大作。

この映画がなければ、『ダイハード』の発想も浮かび難かったような気もする。
しかし自分が生まれた74年制作ですよ、オドロキだな~。

消防士マックィーンが、ひたすら格好いい。



『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)

ドバイを選んだ理由は、このビルでアクションをするためです。
トムちゃん、行くところまで行ってほしい。もちろん誉め言葉ですが、もう完全に頭おかしいし。



『WHO AM I?』(88)

成龍とトムちゃん、時代的にうまいことバトンタッチしたような気がする。
それ、先日の『アメトーーク!』でもコガケンがいっていたけれど。。。



『悪い奴ほどよく眠る』(60)

日本映画でひとつ―というと、あるのだろうけれど、なかなか浮かばない。

ビルとしては低めだが、主人公の父親が「投身自殺した7階」にバラが刺さったビルケーキ、最高よね。



次回のしりとりは・・・
び「る」→「る」っく。

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シネマしりとり「薀蓄篇」(465)

2023-07-13 00:10:00 | コラム
きしべいっと「く」→「く」び

クビ、つまり解雇。

簡単にいえば・・・
従業員の同意なく、会社側からの一方的な通知により雇用契約を終了させること。

普通解雇と懲戒解雇があって、
自分のような派遣社員を悩ませるのが前者、
事件などを起こしたものが喰らうのが後者、

ハリウッド映画をよく観ている人間が、割と早めに覚える英語の台詞は、

「you are under arrest」
(お前を逮捕する)

「you are fired」
(お前はクビだ)

だもんね、いかに映画のなかでよく使用される単語なのか、、、って話ですわ。


映画のなかの「お前はクビだ」選手権を開催したら、おそらく第1位になるのはコレ!!

『ロボコップ』(87)



個人的には、『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)のクビ宣告シーンが好き。


無能な警察署長がいい負かされたうえに、市長から「クビだ!」



ともに87年の映画なのは偶然か、
もうひとつ、まったくちがうシチュエーションの「クビ」を。

『フィラデルフィア』(93)、エイズ発症直前の主人公トム・ハンクスが、同性愛者であることを理由に解雇され、それを遠回しに表現する上層部に自ら「ボク、クビなんですか」と問う場面。




さっき年代について言及したが、これは偶然ではなく、こういう描写に時代性が表れているということなんですね。

「お前はクビだ!」といい放つ場面はいかにも映画的でスッキリするけれど、それを無邪気に楽しめたのが80年代、
そうもいっていられなくなったのが90年代、

そして2018年の『万引き家族』の安藤サクラは、経営難を理由にパートの退職を迫られる。

「同僚と話し合って、君と彼女の、どちらかが…」という話をサクラさんが呑んだのは、同僚に誘拐?がバレていたからでしたね。




あすのしりとりは・・・
く「び」→「び」る。

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10月20日、check it out!!

2023-07-12 00:10:00 | コラム
朗報!
超、朗報!!

スコセッシの最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の劇場公開が10月20日に決定!!

すぐに配信へと移行されるだろうから、上映期間は1ヵ月にも満たないと思う。
206分の大長編ゆえ、シネコンも扱いづらいだろうからね(^^;)

このあたり、自分、もっと若かったら怒って「2ヵ月はやらんかい!」と吠えていたことでしょう。
でも。もう丸くなったので、劇場公開ありがとう!!と感謝するのみです^^

これが、初日のスケジュール。



ようし、今年中に10回は観るぞぉぉぉぉぉ!!



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