去年登った権現山の中腹にある毘沙門天では、毎年旧暦の初めての寅の日の前日とその当日にご本尊のご開帳があるお祭りがあると聞き(広島に30年以上住んでいて、全く知らなかった)、その当日である今朝、そのご開帳に合わせて行ってみた。
もちろん、歩き。
片道約7キロ、ちょうど一時間半の距離。
ちょうど近所の小学校の子ども達と一緒になって、まあ、元気に駆け上がっていくこと。
ぼちぼち人が沢山集まってくる。
本堂に入ってお賽銭を入れて手を合わせ、福銭をもらう。
毘沙門の神様にお賽銭を借用して帰り、自分の他の銭と一緒にして毘沙門さんの銭であると拝む気持ちで使用されると、商売が繁盛して成功なされまして、次の年の祭礼に必ずお礼に参拝して寄進・・・とある。
10分前になると、ここの関係者の方か、年配の男性がこの本堂の説明をされた。いまから950年ほど昔に作られたこと、南の武田山との関係、大祭の寅と百足の話などなど、このお話を聞かずしてこのお参りはありえないと思うほど、興味深く、終わると思わず拍手したかったほど上手な方。
さて、鐘と太鼓が鳴り響くなか、何人かのお坊様の読経とともにご本尊のご開帳である。
真ん中に沢山集まっている信者さん達はほとんど年配の方たちで、ご自分で写経したものを持って、みなお経を唱え「大合唱」である。私のような無信心者は無礼極まりないのだが、まあ、こういう感じもいいのではないか。
宗教とはそういうものでしょう。
来年は私の干支「寅」の年。
この福銭を返しに、また初寅の日に伺うこととしよう。
来年まで、元気で頑張れますように!