UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

ヒグラシ。

2013年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム

関東では梅雨が明けたとか。

広島は、先週半ばからしとしと雨続き、時々雷や酷い降りで、この時期最後の様子かと思う。

毎年このころ、羽根のある大きな黒いアリが夜に大発生し、しかし朝には窓のサンや通路の外灯の下にたくさん死んでいる。

中には網戸をすり抜けて室内に入ってくるヤツもいて、テレビを見ていると、

ポタッ、ポタッと

畳の上にアリが落ちる。

金曜日の晩、今年初のそのアリの日。

10匹くらいあっという間で、大きいのを二匹捕まえた。

これはメスか?などと、蚊のように刺したりしないので楽しんでいるが、

翌朝、外の通路は死んだアリでいっぱいだった。

20年以上前、ここに来たばかりの頃にはこれに驚き、

近所の人に尋ねてみると、

これが出てこんと、梅雨は終わらんのじゃ、という返事。

だから、天気予報の梅雨明け宣言は今でも当てにしていない。

昨日の晩の7時過ぎ、外はまだ明るいが、ヒンヤリ心地よい風が部屋を通り抜ける。

近くの森からか、『キキキキキ・・・・』と、ヒグラシの声。

体感温度が一度以上下がる思いがする。

そして今朝は、早くも4時半ごろから『キキキキキ・・・』

そろそろ梅雨明けの予感。