竹で作られた本物の弓は、気候に敏感らしい
らしい、というのは
マイムが使っている弓は、なんちゃってグラスカーボン製なので
値段も伝統工芸品である竹弓に比べると半額くらいだし
狂いもほとんどない
んじゃみんなこっちにすればいいんじゃね
と思う人はいなくて、いつかは クラウン 竹弓を引くようになりたい
と誰もが思っているのである
やっぱ本物がいいよねってことです
で、今回はその敏感な竹弓を矯正するための道具を作ってみた(師匠に頼まれたのだ)
知識がなかったので、それって何ですか?と尋ねると
歪んだ(ねじれ)弓を元に戻すものなのだそうだ
こうやって弦にはめて無理矢理ねじって直す
言ってみれば大リーグボール養成ギブスみたいな物だ
早速寸法を測って材料を探し
棒きれなら沢山あるけど、切れ込みを入れただけじゃなんか味気ないので
ちょっとデザインを入れてみた
曲線で柔らかくする…
ジグソーでじこじこ切り取って、いざ切り込みを作ろうとノミを使ったら
事故事故!
んだよ(>_<)
苦労して形を切り取ったのに、一瞬でぱ~っじゃん
そんなに柔な板だったのかい
小さい方は合わせベニヤなので大丈夫だろう
初めっからこっちの板を使うべきなのか…
ただ、ベニヤには木目ってヤツがないので
なんかちょびっとつまんねぇヤツだ(チコちゃんの声で)
でもって
何とかできた
切り込みに傷防止のフェルトも貼ってみた
こうやって使います
どうなんだろ、ちゃんと使えるだろうか
力を入れると割れちゃったりしないだろうか
実際に使ってみてもらって改良していけばいいかな
とりあえず3個だけにしておいたんだけど
なんかさ、かわゆくね。。