仙女の舞、夏は休眠中とのことでしたが、
月下美人はそんなことはないですね。なにしろ咲くのは夏ですから。
家にきたのが2021年06月10日。 記念すべき小ささ!!
わが家の仙女の舞(Kalanchoe beharensis)は浅いプランターから植え替えてあげもせず、西日のかんかんあたるぬれ縁に置きっぱなし。
土がすぐ乾くので、このところ水を毎日やってましたが、今ネットで育て方を読みなおしてみたら夏は休眠期なので水はひかえめにとありました。
こんな具合で育て方がわるいせいでしょう、下から葉が枯れてきて見苦しいのでひっぱって取ってしまいました。
とった小さな葉が土の上に一枚のっていて
今日見たら それほど日数もたっていないのに、こんなに根が出ていました!
休眠期の夏なのにすごいなぁと感心して、鉢にのせました。
つまり「どうぞ、ここで育ってください」ということで、この生命力は私にとって観葉植物の一番の魅力で楽しみのようです。
とはいえ、 また一鉢ふえちゃいます 。でも こんな★になったらうれしい!
花瓶にさしておいたモンステラに根がでてきた ★ ので、植木鉢に植えたのはいつだったでしょうか?
今では売り出したいような、立派な鉢植えモンステラになりました。
けっこう大きいんですよ。
あのときの極楽鳥花は2階に置いてあるのですが、いまや私の背丈をゆうに越えています。
今年3月シラーシベリカが咲きはじめたとき、鉢にはムラサキケマンも生えていました。
私はムラサキケマンという草が子供のころから好きなので、取らないでそのまま生やしておきました。
その結果ムラサキケマンはりっぱな株になって、花を咲かせました。ところが、シラーシベリカには実がひとつもできていないのです。毎年花という花全部が実になっていたのに。ムラサキケマンに栄養分をとられたせいにちがいありません。
雑草の力を実感した私は、ムラサキケマンの立派な株をシラーシベリカの鉢から抜き取ったのでした。
今までは庭のハコベやカタバミなどの雑草は目立つものだけ取っていたのを、なるたけ取るようにしました。そしたら2か月くらいのことなのに、思いがけず、昔母が育てていて、かつかつ生き延びていた草花が元気になってきて、「まだいたんだね」って再会のあいさつをしているこのごろです。
一方 ムラサキケマンは裏で種飛ばし中。
手を伸ばしたら、ぱっつんと種に打たれてしまいました。
ゴールデンウィークもあと2日になりましたね。
ゴールデンウィーク前から昔 母が「風車」と呼んでいたクレマチスが咲きはじめました。
カザグルマは日本のクレマチスです。花弁が8枚ある大輪のクレマチスです。
このクレマチスも花弁は8枚ありますが、ほんとうにカザグルマがどうかわかりません。
でも凛として美しい、見栄えのするクレマチスです。
上の写真のうしろの1輪は花の裏側です。表も裏もすてきです。
垣根の内側の日当たりのわるい場所に生えているので、なんとか日があたるように誘引しているのですが、うまくいきません。でも存在を意識するようになってから思い出したようにたまに手入れをしているからか、今年はつるをふやして、花も10輪ちかく咲かせています。
(ちなみにガラスの花瓶にさしてあるのは、明日湯舟に浮かべるための菖蒲です。)
最近ではめずらしいくらい風が強く吹きつけて、雨が降っています。
今ごろ降る雨を菜種梅雨っていうのでしたね。
窓の向こうでトサミズキの花が雨に打たれています。
トサミズキはイヤリングのように垂れ下がる花もいいけれど、葉脈が深く刻まれた、大ぶりの葉っぱもすてきです。
秋にはあざやかに黄葉します。
トサミズキは日本固有種です。漢字にすると「土佐水木」、鮮やかな黄色い花で春を告げる低木です。
学名は Corylopsis spicata (花穂のあるハシバミの意味)
英名はSpike winter hazel,Winter hazel ( spike は花穂 hazel はヘーゼルナッツのヘーゼルで、ハシバミのこと)
ロシア語名はКорилопсис колосковый 花穂のあるコリロプシスCorylopsisハシバミ
ロシアでは種を売っています。6粒でおよそ110円
4月1日のトサミズキ