ひとりでお留守番を長時間したあと、ジュリアは家にきたばかりのころのように臭かったです。きっとひどく緊張していたのでしょう。
きのうは、耳のうしろでフェルト状になっていた毛玉を切らせてくれました。
下の白い紙はティッシュだから、とても大きな毛の塊り。左耳下のは前に切らせてくれたのだけれど、この右耳の下のはいやがって、うなるので、なかなか切り取れなかったんです。
今朝、床にまた爪の先がふたつ。
ひとに飼われたことのない犬は、爪切りをしてもらわなくても、自然にとれるのかしら? それともかじってとったのかしら?
現場で爪が伸びて、肉球に食い込んで、自由に動き回れなかったマイとは大違いです。
ジュリアはリビングから外に出ないけれど、よく外を見てます。
ジュリアはびくびく屋だけれど、いじけたところがない。
素直で明るい子だと思う。
マイに遊ぼうよって誘っても、マイがのってこないから、若いジュリアに今の生活はちょっともの足りないだろうな。
いぬ親会も終わったし、ジュリアの生活を変えてあげないと・・・・
今日、決心して、一年間ジュリアの居場所だったパソコン台の下にダンボールを置いて、ジュリアが入れなくしました。
ベッドをひとつ片づけて、えりさんにずっと前に借りたソフトクレートを置いてみました。
初めは、パソコン机の前で預かり母の顔をじっとみて、「入りたいよ」と訴えていました。
ところが、予想外に早く今までの古巣への執着はなくなったみたい。
かちゃかちゃと部屋を動き回って、食事をしてるひとのそばに寄ってきます。
ひざにあごをのせたりして、預かり母を喜ばせてくれます。
つい数時間前まで、パソコン机の下から、よこ目でマイの動きを追っていたのに。
でも、ソフトクレートには入りません。ベッドをひとりじめ。
それで、ソフトクレートには
マイさまが・・・・。
えりさーん、クレート、もうしばらくおかりしまーす!