ずい分前のことですが、シジュウカラのヒナたちがまだ飛べるとはいえない幼い状態で巣からつぎつぎと草むらの中にとびだして、これはいったいどうしたことかと思ったことがあります。
あとで知ったのですが、あれがシジュウカラのヒナたちの正常な巣立ちなのでした。
キジバトが消えてしまったとき、頭をよぎったのはシジュウカラのヒナのことでした。幼いまま巣から飛び出て、親から餌をもらう?
ネットで調べてみました。キジバトのヒナは成鳥と外見で区別がつかないくらいになってから巣立ちすると分かりました。
うちの夏ミカンの木のキジバトのヒナはまだ白っぽい羽毛の赤ちゃんでした。カラスとか、ネコとか、ハクビシンに襲われた、きっとそうしたたぐいの事故にあったのでしょう。
その後、親のキジバトが木のそばに来ていました。巣ごもり中は鳴き声をきかなかったけれど、鳴き声も聞こえてきました。
木の根元に孵らなかった卵が落ちてわれていました。
1羽ですが、せっかく孵って、育っていたのに、残念です。
でもキジバトの親はオスメス2交代制で卵をあたためること、自分たちは何も食べずにピジョンミルクでオスメスで子育てすることを教えてくれて、キジバトを見直してしまいました~。
身近な自然でも自分が知らない不思議がいっぱいですね。
↓ 前の私道の、巣のちょうど下あたりに落ちていたので、拾い集めてきました。(3月14日)