ジュリアは体重を量る機会がなかった(あっても量らせてはくれなかったでしょうが)のですが、火葬を終えて骨を納めるとき、係の方が小さめのゴールデンかラブくらいの大きさでしたねと言われました。21、2キロだったのかな。
家の中ではベッドとマットを置いた1畳くらいが居場所でした。それで私は今でもそちら側の肩先にジュリアがいるみたいに感じています。あとキッチンと私のPC机の下にときどき移動するくらいだったのですが、最後のころはよく玄関にもいくようになってました。私が2階にいくと、階段下でまっているのでした。最初に家にきてから、何年かは2階にリビングがあったのでそこにいたのですが、1階に移ってからは一度も2階にいきませんでしたね。
体は大きかったのですが、いつもは静かで、だれかくると大きな声で吠えていたのも最近は耳が遠くなったので、たまにしか気づかないのでした。大きな声で吠えていたころ、よく「いい番犬ですね」といわれましたが、ひとりで家にいるときは全く吠えず、私たちが帰ってくるまで息をひそめていたようでした。
今、ジュリアはいただいたたくさんの花に囲まれています。
昨日、ちばわんからも可愛くてすてきなアレンジメントとメッセージが届きました。
ちばわんがなかったら、ジュリアは確実に殺処分されていたことでしょう。
(「愛護センターレポート2008年1月31日 https://centrerep.exblog.jp/7407600/)
センターでのジュリアの写真がレポートに一枚あります。収容4日目の部屋で固まったままお行儀よくお座りの姿勢をしています。収容されて、こんな姿勢でいる犬、あまりいないのでは? 翌日には最終日の5日目の部屋に移って、次には処分が待っていたはずでした。一緒に写っている子たちはきっと処分されてしまったでしょうね。
長くつづいている「愛護センターレポート」は貴重な記録ですね。
ジュリアは九十九里浜の旭市で捕獲され、センターに移送、ちばわんに引き出されて、調布の預かりさんのお家に2か月、その後、八王子市のわが家にきて、12年半足らず。私はよく「犬の運命は不思議」って思うんです。野犬だった(おそらく)ジュリアの運命も不思議といえば不思議ですね。
シエルとジュリちゃん捕獲されたところも近所!!冨里も同じですね。近くを通ると心が痛い あそこでは生きるのに一生懸命だったと思います。若いころ苦労したけれど・・晩年はすっごく幸せ!!そう言って向こうで自慢しているでしょう ママさん私達も幸せでしたね。
なにより脱走しなかったことではジュリちゃんありがとう!です。私、一番迷子がこわかった。
結果的に家に閉じ込めちゃったから、今はのびのびと空で駆け回ってほしい。