花畑の準備は、最初の計画では考えなかった作業をすることになりました。
大きな草だけ抜いて、さっと平らにし、黒マルチを敷くつもりでしたが、
ばあちゃんは、耕してコウブシを取らなければだめだと言いました。
確かにその方がいいだろうと思ったので、ばあちゃんに「手伝ってほしいけど、やれる?」
そう聞いたら、「いいよ。」と言って、今日は私より先に仕事を始めていました。
ばあちゃんは手袋をしないで素手でコウブシの塊を振るい、みに入れていきます。
私は耕す仕事を進めながら、みがいっぱいになるとかごに入れ、かごがたまると山の方へ捨てに行きました。
丸二日かけて、かご13個分のコウブシを片付け、きれいにならすところまでできたので、次はマルチ敷きです。
一日中写真の体勢で、素手で仕事をし続けたばあちゃんは、全然疲れた様子が見えません。
働くのが普通のこと、ずっと普通でいてほしいです。