風の音を聞いてみたい

オーストラリア在住30年。好き勝手に語っています(^^)

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2007年1月24日(水) 1

2007-02-03 15:46:26 | オーストラリア旅行記2007
この日、私たちは、私も走ったことが無い道を、延々400キロくらい走る。
朝の9時ちょっとに素敵なコテージを出発し、次の目的地、ワーナンブールまでの道をインフォーメーションセンターで確認。
グランピアンを出発した。

大量の食料が消えたので、トランクの中はちょっと空きができて良い感じ。
8人、2日分の食料が消えても、まだおやつと炊飯器、お米、佃煮なんかが残っているし。
なんせ、食べ物だけで、車のトランクスペースが半分なくなっちゃいます。はい。

山と山の間を1時間くらい走ったら、家が見えてきた。
地図と違う道だけど、道路の案内標識が「こっち!」と言うので、そちらを信じて進んでいった。

ワーナンブールには、フライングフォックスがある。
ワイヤーに滑車がついていて、それにつかまって、高いところから、すぃーっと滑る。
ただ、それだけのものなんだけど、これが面白い。
普通、公園にはどこにでもあるのだけど、ワーナンブールのフライングフォックスは、長くて大きいので有名なのだ。また、この公園は、日本円で約3000万円を投入して作られたというビクトリア州でも有名な公園で、観光名所になっている。
湖あり、海あり、バーベキューができる、総合公園なのだ。

メンバーは、はじめ、怖い~!って言っていた人も、すべっちゃうと爽快なので、みんな、最後にはきゃーきゃー言って、滑って遊んでいた。
稚恵子わぁ~~~
怖いから、日陰でみんなを見て、笑っていました(^^)
結構、高いところから、ずるっと滑るんですよねぇ。。。
あれは、怖い。

しかぁ~しっ!!!

全て、上手く行くだけが人生じゃないっ!!!

なんと、グランピアンから出てすぐの道中、しゅしゅさんのお子さんが、車酔いしたらしく、2号車から1号車に電話をしたのだけど、電波が届かないところを走っていたため、稚恵子運転の1号車は、そんな緊急事態も知らず、ぶんぶん走っていたのだった。

そして、ワーナンブールの町並みが見えてきた後、目的の公園もインフォーメーションセンターも見つからず、同じところをグルグルと。。。
ここで、やっとこさ電波が届く所に来たので、さっそく2号車から電話が。
「トイレに行きたい」

よし、トイレ、トイレ、トイレはあったが、2台車を停める駐車場はどこだ???
とりあえず、オーストラリアにはよくある、ショッピングセンターの青空駐車場へ入ってみたら、あら、なんと、トイレもあるじゃない?(^^)

緊急事態のお2人だけ、トイレに行ってもらい、待つ待つ待つ待つ待つ。。。

場所もわからないこの状況で、こういう時間のロスは、正直きつい。
が、しかし、生理現象には勝てないし。
ただ、ジリジリと照りつける太陽を受けながら、時を止めるように待っていた。

それにしても、なんでこの駐車場は、こんなに混んでるんだ???
シティーの中心街で平日なのにこの混みよう。
なんで、駐車スペースが、恐ろしく少ないんだ?この街は???
最悪だなぁ。。。
とにかく、駐車場内を何周か回ったところで、やっとこさ、お2人が出てきた。
さて、次は、道を探さねば。。。

あっちだろうか、こっちだろうかと、うろうろ探したところに見つけたものは「JAPAN Street」
あ、あ、あらっ!!! 思わず、写真をパチリ。
きっと、日本人が、その辺りの開発に関わったんじゃないかしらぁ?なんて、勝手に想像を膨らます。

しかし、まだ、わからん。
とりあえず、ワーナンブールの町の中心に戻って、地図を購入しようと思った。
運良く、カフェのある通りに路上駐車ができたので、1号車2号車は車を停めて、ニュースエージェンシー(新聞、文房具、雑誌を売っているお店)に向かって歩き出した。

信号を渡ったら、左前に公衆トイレがあった。
背に腹は変えられん!と、みんなでかけこんだら、あら!あらら!! なんとハイテクぅ~~~!
ドアはボタン一つで開き、トイレットペーパーもボタンを押したら、1回分が出てくる。水もセンサーでフラッシュ~
二つのブースがあって、そこから出てきた、わたしとこきまちゃんは、思わず興奮して、鼻息荒くトイレの話しをしてしまった(笑)
嬉しくなったメンバーは、代わる代わるトイレに入り、感動を分かち合い。
あはは、あたしたちって、どこに居ても楽しめるよ(笑)

稚恵子は、その間、ニュースエージェンシーで地図を買おうと思い行ってみた。とりあえずお店の人に、インフォーメーションセンターはどこか聞いたら、なんと、すぐ近くにあるという。

ああ、さっきのだだ混みの駐車場でイラついちゃったから、カンが鈍ったらしい。ニアミスで、道を一本外れたので、インフォーメーションセンターに行けなかったらしい。こんなミスは、滅多にしないんだけどなぁ。野生のカンだけは、昔から良いからなぁ。あ~あ。
稚恵子!修行が足らないぜっ!

ま、お昼だし、車を停めたところの近くのカフェでランチ。
オーストラリアの人が普通にカフェで食べるランチが良いよねぇ~
オーストラリアの定番ランチは、サンドイッチ、フォカッチア、パイ、キッシュ、ロースト、そして、スープ。
こちらのスープは、丼クラスの器に、具沢山で出てくる。
一杯飲んだら(食べたら)本当にお腹いっぱいになる。
あれこれ頼んで、いろんな味をつまんでいた。

午後、インフォーメーションセンターへ行ったら、なんと、2号車が、でかい看板も旗も、全部素通りして、迷子になってしまっていた。
あはは!!! だから、左にあるって言われても信じちゃいけないって言ったのに。
2号車の4人は、左を探していたらしく、誰も右を見なかったらしい。
オーストラリアの右と左は、あてになりません。絶対に信じちゃいけません。教訓だなぁ(笑)

なんだか、日本人を連れて歩いていると、いかにオーストラリアがアバウトなのか良くわかる。
私なんて在豪17年のせいか、あまり気にならないことでも、うだうだ言われると、ぎょっとする時がある。
ああ、あたしって、日本人じゃなくなったのかなぁ。。。と、ふと寂しくなったりする(笑)
うだうだ言ってみたいなぁ~ なんて思うけど、反射的に笑いのほうが先に出ちゃうから、やっぱり、もう日本人にはなれないんだろうか。
これは、ずっとのテーマだな(笑)

ささ、場所も何もかもわかりましたし、メンバーそろってフライングフォックスへ!
コーヒーが欲しい人は、さっきのお店で買えなかったので(人が山ほど来たんだよ。いつもそうだ。私が入るとお店が混むんだよねぇ。ゆっくりできやしない!)、近場のキオスクで購入。
子供たちは、一足先にフライングフォックスへ。
びゅんびゅんと滑りながら、午前中の不安を吹き消し、私たちはたくさん笑った。

そして、グレートオーシャンロードだぁ~~~!!!

→つづく
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帰ったよ@満月会は明日です!!!

2007-02-01 09:00:37 | 子供ネタ
オーストラリアツアーのメンバー、最後の2人が今朝飛びました。
やっとこさ、私に静寂がやってきました。うふふ。。。
なんて、喜んでいる暇はありません。
今日中に満月会を書かねばっ!!!
満月会は、明日ですよ!みなさん!!!

そして、昨日から、娘がハイスクールへ通いだしました。
たけちゃんは、大学進学コースが始まりました。
こちらの、高校2年生、3年生は、進学コースと就職コースに分かれますが、進学コースは2年かけて、共通一次みたいな試験を受ける資格を手に入れるんですよねぇ。
緊張の2年ですわ~~~

美鞠は、ハイスクールのユニフォームを着て、革靴を履いて、きりりとした顔をして学校へ行きました。
「教室まで着いていこうか?」
「なんで?」
「だって、だいじょうぶ?心配だから」
「ええ、みんな、笑っちゃうよ」
「どーして?ママが付いていくから?」
「うん」

なんて、会話をして、優しく学校から追い出された稚恵子でありました。
いんや、実は、この初日、きくりんとこきまちゃんも、保護者よろしく、しっかりと学校の中まで入り込み、美鞠の様子を見学していたのでした。あっはっは!

本当に、ハイスクールに100%入学させるのを決めたのは、去年の10月頃でした。それまでは、障害児の学校と半分半分で入れようと思っていました。
障害児の学校からは、同学年の女の子がいないと言う理由と、美鞠の障害が軽いという理由で、入学を暗に拒否されていたんですが、私は、心配でのぅ~~~

だけど、美鞠は、あの障害児の学校へ戻るのを嫌がり、一生懸命、自分の障害と闘って来たんですよねぇ。普通の人の何十倍も叱られ、矯正され、努力して、ここまで来たんですよねぇ。ホント、頑張り屋さんでした。

ハイスクールに100%入れることを決めたと、美鞠に言ったとき「みまり、やったね」と、にっこりと笑っていました。本当に嬉しかったんだなぁ。。。と思いました。

制服を買ったり、ノートを買いに行った後、ハイスクールへ行けるって実感が湧いてきたのか「みまり、素敵なレディーになれたかなぁ」とつぶやいていました。

自分の心の中をちゃんと表現できないもどかしさは、誰でもあると思うけど、障害のあるこの子は、もっともどかしいだろうに、自分が使える少ない言語を並べて、精一杯の表現をしたのが「素敵なレディー」。

間違いなく、みまりは、素敵なレディーでした。

母、感無量!!!m(*T▽T*)m
コメント (9)
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