元旦那のおばあちゃんなんですが、足が浮腫むので、バスであちこち行けない2015年です。
医者に行って、利尿剤をもらうまででもなく、ただ、ウーロン茶飲んでればいいんじゃないかと思うんだけど、ウーロン茶嫌いなんですよね。
91歳だから、自分が納得したことしかできないし、耳が遠いから聞こえないし、頭はしっかりしてるので、足がむくんで痛いからって、歩かないわけにはいかない!と、ケーキを作り出したら、なんと、ミキサーマシンが壊れちゃいましたとな。
おばあちゃん、もちっと若い頃は、カジノへ行ってルーレットや、マシンで遊んでいたのですが、方向がわからなくなって来たので、ちゃんと元の場所へ戻れず、カジノも行けなくなってしまいました。
バスで、ショッピングセンターへ行って、バスで帰ってくるってのと、週に1度、地域のデイケアに行くのと、ケーキを作るのが楽しみだったのに、足が痛いのでバスには乗れず、ミキサーは壊れ、楽しみがデイケアだけになっちゃいました。
老人から楽しみ取るとボケが進んで死ぬって言いますからね。
おばあちゃんのお子さん(お義母さんとか、そのほか3名)が近所に住んでるし、お孫さんもいっぱいいるんで、誰か買ってあげるんだろうと思いきや、誰も買ってくれないとな。
安いものじゃないけど、料理は、脳トレに良いですからね。
老人から料理を取り上げたらいかんのです。
が、しかし。
わたし、一応、一族の外側だし、内側の人間じゃないし、さて、どうしたもんか。。。と、思っていたら、ゆうべ、おばあちゃんから電話が。
郵便局へ行きたいと。
ふむ。
それなら、電気屋さんへ引きずって行って、ミキサー買ってやればいいじゃない。
あれこれ面倒臭いこと考えないで、欲しいマシンを、さくっと買ってあげたらいいじゃない。
しない後悔よりも、やっちまった後悔!
ってことで、今日は、朝から、おばあちゃんをショッピングセンターへ連れて行って、美鞠の学校へお迎えに行って、帰りに電気屋さんへ連れ込みました。
おばあちゃん、お金が入ったら買う〜 と言いながら、あれこれ見ていたのですが、気に入ったマシンが、ちょうど、私の予算内だったので、中華の正月のお年玉の代わりにゲット。
お家で、一緒に使い方を勉強して、なんとか使える自信がついた、おばあちゃんを見て帰って来ました。
これで、いつでも作りたいときに、作りたいものを作れます。
おばあちゃん、ときどき、夜中に眠れない時なんか、いきなりケーキを焼き出すんですよね。
これから、中華の正月だから、バームクーヘンみたいなケーキとか、ベーキングパウダーなどの薬品を一切使わない、昔ながらのスポンジケーキ(卵を20個使うのだよ)とか、パイナップルビスケットとか、せっせと作らなくちゃいけません。
年に一度の稼ぎ時で、お金もらって作ってるんですよ。
91歳、すごいね!
なんか、新しいミキサーを手に入れて、生き生きとしたのを見て、大満足の稚恵子さんでした。
おばあちゃんが気に入ったのは、これ。
あたしなんて、ハンドミキサーと何が違うのか、さっぱり分からないのだけど、これが必要らしい〜