ここ数年考えていたことをやっと実行に移せました。昨年11月のことです。
お花を習いたいと思いました。茶花や伝統生け花(池坊流、草月流など)ではなく、全く知らない現代アートのような花に触れてみたい・・・と。
ずっーと先生を探していましたが、決心して通うことになったのが花塾でした。先生は40歳代の男性です。
11月はまずは体験ということで、クリスマスの花(テーブルフラワー?)を活けさせていただきました。
(天高く五葉松・・・令和7年元旦に撮影)
そして12月24日の花塾のテーマは「お正月の花」を活けるでした。
オアシスが入れられた四角い黒い花器を2個、大きな花束が1個渡されました。
最初に講義があります。花束に入っている花の名前、松の生け方、松を使う理由、水仙の枝の重ね方、袴の取り方とはめ方など、初めて伺うことも多く、面白かったです。水仙の袴の扱いがこんなに難しいなんて・・・。
特に2つの花器を並行ではなく縦にずらして、遠近感と重なりが出るように生けるのがとても新鮮でした。
生徒さんは私を入れて4名の女性です。丁度良い人数で、わからなくなると
「先生、これはどのように活けたらよいのでしょうか?」と伺うと、すぐに適切な指示をしてくださいます。
どの花を中心にしたらよいかを考えて、根じめは千両でしてください・・・驚いたことはあんなにたくさんと思っていた花をすべて使い切ったことです。
無駄なものをそぎ落とす茶花とは正反対の生け方ですが、とても華やかでにぎやかな中にも調和があり、内心びっくりでした。
活け終わると、前に並べて写真を順番に撮りました。
(お正月の花を生ける・・・花塾にて)
他の方の作品も次々に並べられて・・・同じ花材でもそれぞれが違う個性が感じられて、どれもステキでした。
カルチャーなので3ヶ月ごとの更新になるそうですが、とりあえず1年間は続けてみようと決心したところです。
12月中は玄関に、正月から茶室の床に飾ってあります。
1ヶ月に1回、茶花ではないフラワーアレンジメントが茶室の床を彩るかもしれません・・・ネ。
(お正月の茶室の床が華やかになりました)