8月よりYさんが暁庵の茶道教室へ入門することになりました。
Yさんより最初のメールを頂いた時、もうびっくりして何度も読み返しました。
Yさんのより
こんにちは。先月末「聴雨の会」にお招き頂きました、○○市のYでございます。
先日水曜日のお稽古の様子をブログで拝読させて頂き、お元気なご様子が伝わり何より嬉しく思っております。
先生がお教室を始められてから、教えを乞いたいと思いが募っては諦める・・・を繰り返しておりました。
HPにございました“下記のどれかに当てはまる方でしたら是非当教室の扉を力強くノックしてください・・・・”
いずれも当てはまるのです(笑)。
その上、七夕になれば、七夕茶会がしたくなり、梅雨が明けると、浴衣でお越しいただき朝茶事を考え、
十五夜にはお月見の・・・というように。そのために、まだまだ勉強がしたいと願っておりました。
残り僅かになった自身の日々を考えると、目標を持って努力出来る幸せや、
豊かな感性を磨いて行くことを大切にしたい、と思うに至り決断致しました。
遠方のため、月2回のお稽古を1回にする事が可能であるなら、是非先生のお教室で習いたいと存じます。
いかがでしょうか。 お忙しい中恐縮でございますが、宜しくお願い致します。
北横岳の稜線と夏雲
Yさんのお気持ちがビンビンと伝わってきて、有難く涙がでる思いでした。
Yさんへの返信
聴雨の茶会へお出ましの上、ご丁寧な礼状を頂戴しありがとうございました。
嬉しくって何度も何度も読んだのに忙しさにかまけて、
ご返事を差し上げず心苦しく思っておりました。ごめんください。
また、今日は暁庵の茶事教室へ入門をご希望ということで、びっくりしております。
飛び上るほど嬉しく大歓迎でございますが、5月から教室を開いたばかりの私でよろしいのでしょうか?
月1回、とりあえず1年間いらっしゃってください。
その後はその時に考えましょう・・・ただし、1年間はきちんと続けていただく
ということで如何でしょうか?
次回の稽古日は8月19日(水)でFさんとAさんがいらっしゃいます。
どうぞ、ご検討くださいませ。
くれぐれも無理は禁物です。よろしかったらお電話ください。 暁庵より
窓辺を初風が吹き抜けて・・・
・・・お茶の神様のご配慮で不思議なご縁がつながって、
8月から月1回お稽古に来てくださっています。
一生懸命、愉しくお教えしよう・・・と覚悟を新たにしているところです。
&
(感激・・・)
丁度ハワイのSさんからのメールで、出立の茶事の写真が届きました。
Sさんは1年間京都へお茶留学することになり、出発前に恩師や先輩方をお招きして
感謝と出立ご挨拶の茶事をなさったのでした。
小林太玄和尚の力強いお筆の「啐啄同時」が心に響きました。
軸「啐啄同時」と出船の花入・・・
YさんもハワイのSさんも丁度「啐啄同時」の時期を迎えたのでしょう。
お二人に心から応援のエールを送ります。
私に出来ることがあれば喜んでお手伝いさせていただきます。
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