(横浜三渓園では今年も早朝観蓮会が7/18~8/2の土・日・祝日に開かれます)
静岡県大井川の近くに住む親友Mさんから手作りマスクが届きました。
Mさんは薬剤師の仕事を続けながら米や野菜を作り、布絵の制作を愉しんでいます。
2週間前、Mさんと電話で近況報告をしました。
「お稽古を開始したけれど、マスクをしたりアルコール消毒したり、手探りでやっているの」
「着物に合わせてマスクを変えると素敵じゃない?」
「そうね。考えただけで楽しそう・・・貴女が作ってくれるといいなぁ~
着物に合いそうな裂地を持っていると思うので・・・」
(注、布絵作家でもあるMさんは多種類の布や着物裂を蒐集しています)
おねだりできるのも親友だからこそ、いつも甘えています。
送られた封筒には6枚の和風の布マスクと抗菌シート、それに手紙が添えられていました。
先日はお電話ありがとうございました。
横浜の人たちのコロナの状況が少し判りました。
私も9月の展覧会中止の連絡がありました。
連日の雨で布マスク作りにいそしんでいます。
お使い下されば幸いです。 7月7日 Mより
ありがとうございます!!
手持ちの簡易型マスクが残り少なくなっていたので、手作りマスクのプレゼントは大助かりでした。早速、なでしこ柄のマスクをお稽古でつけています。
(ユニークな「茶」の色紙・・・ときどき掛けて楽しんでいます)
待合に掛けている色紙は10数年前に親友Mさんこと布絵作家・森下隆子さんに作ってもらったものがほとんどです。
今でも大事に大事に使わせていただいています。
9月に出品予定だった「神奈川原展」が中止になったそうで、森下隆子さんの新作を当分見れないのがとても残念です。
親友の作品は、丹精込めて育てている野菜、近くの漁港で水揚げされる魚、暮らしを彩る椿や草花など、身近なものを題材にしています。
人柄もそうですが優しく温かみがあり、そんな中にも逞しい生命力を感じさせる布絵です。
自分の感性で布を選び、布の個性を生かしながら絵に仕上げていく才能は素晴らしく、とてもうらやましく思いながら、一生懸命応援しています。
コロナウイルスが鎮静したら、またふたりで清川村の別所の湯へ出掛けたいものです・・・。
(「紅い椿」 森下隆子 神奈川原展2015年に出品された大作です)