永らくご無沙汰しておりました。暁庵でございます。
京都暮らしもそれなりに落ち着きましたので
4ヶ月ぶりに横浜へ里帰りしました。
京都へ戻ると、祇園祭一色です。
祇園祭の熱気に後押しされて、やっとブログを再開する気持になりました。
京都に住み、縁あって出会った人々、茶の湯、日々のささやかな暮らし、
体験したあれこれを、忘備録として綴っていけたらと思います。
どうぞ宜しくお付き合いください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/30/059ec48361a462c4bf4e03fe40dbda28.jpg)
7月12日に祇園祭の山鉾を初めて見に出掛けました。
四条烏丸でバスを降りると、ちょうど「函谷山(かんこやま)」の曳き初めに
出会いました。
「函谷山」と「月鉾」が四条通りに並び、室町通りを行く「菊水鉾」の曳き初めを
遠目に見て、新町通りに向かいました。
新町通りには北から「北観音山」、「南観音山」、「放下鉾(ほうかほこ)」と続きます。
祇園祭が大好きで広島からいらしたというKRさんに出会ったのは
「北観音山」の松立てを待っている時でした。
縄の芸術品のような山車の前でいろいろなお話をしてくれました。
毎年、この時期に10日ほど京都へ滞在して祇園祭を楽しむそうです。
祇園祭の日毎の行事はもちろんのこと、それぞれの山鉾の特徴や見所が
びっしりとノートに書き込まれています。
「はじめて祇園祭を見るのですが、お勧めは何ですか?」
「祇園祭巡行(17日)は女の人は加われないのですが、
準備段階や曳き始めは女の人でも大丈夫なので、
先ずは参加して体験してみてください。
きっと感動すると思いますよ・・・」
それで、「北観音山」の松立てに参加することにしました。
その日に山から切り出してきたという二本の松を「北」と「南」が松えらび、
つまりじゃんけんして松を選ぶことから始まります。
今年は「北観音山」が大きな松になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/14/9f811ea5f73abd1c9bf171ac39937c94.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/42/b765e28f3d348ede1470afccb2ecfac0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/82/ad28ec19382848a0a84ddeae5ca7426b.jpg)
その松を山車に立てる時、先ず山車を横倒しにしてから松を山車に入れ固定し、
次にみんなで気持ちを合わせて、松につけた綱を引き、山車を起こします。
町内の男衆、外人さん、私たちのような観光客など、
縁あって集まった老若男女が掛け声をかけて一生懸命、綱を引きました。
最初の引き起こしが大変で、それからはゆっくり綱を引きました。
久しぶりに気持ちの良い汗をかき、何とも言えない感動が湧き起こってきます。
「KRさん、刺激を感動を教えてくれてアリガトウ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/88/23d84b7346e25cb58732a1bb08331f22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/63/6c808c988ace60941bee0eb3b22082e2.jpg)
KRさんにお会いして、祇園祭に対する考えがガラリと変わりました。
「京都へ来たのだから祇園祭でも見物しようかしら・・・」
と思っていたのですが、安易な気持ちが吹っ飛びました。
「これを機に気合いを入れて、祇園祭に密着して楽しんでみよう!」
と今は思っています。
情報不足でお恥ずかしいのですが、先ずは行動して、
自分なりに祇園祭を肌で感じてみたいと思っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
2012年祇園祭 次へ
京都暮らしもそれなりに落ち着きましたので
4ヶ月ぶりに横浜へ里帰りしました。
京都へ戻ると、祇園祭一色です。
祇園祭の熱気に後押しされて、やっとブログを再開する気持になりました。
京都に住み、縁あって出会った人々、茶の湯、日々のささやかな暮らし、
体験したあれこれを、忘備録として綴っていけたらと思います。
どうぞ宜しくお付き合いください。
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7月12日に祇園祭の山鉾を初めて見に出掛けました。
四条烏丸でバスを降りると、ちょうど「函谷山(かんこやま)」の曳き初めに
出会いました。
「函谷山」と「月鉾」が四条通りに並び、室町通りを行く「菊水鉾」の曳き初めを
遠目に見て、新町通りに向かいました。
新町通りには北から「北観音山」、「南観音山」、「放下鉾(ほうかほこ)」と続きます。
祇園祭が大好きで広島からいらしたというKRさんに出会ったのは
「北観音山」の松立てを待っている時でした。
縄の芸術品のような山車の前でいろいろなお話をしてくれました。
毎年、この時期に10日ほど京都へ滞在して祇園祭を楽しむそうです。
祇園祭の日毎の行事はもちろんのこと、それぞれの山鉾の特徴や見所が
びっしりとノートに書き込まれています。
「はじめて祇園祭を見るのですが、お勧めは何ですか?」
「祇園祭巡行(17日)は女の人は加われないのですが、
準備段階や曳き始めは女の人でも大丈夫なので、
先ずは参加して体験してみてください。
きっと感動すると思いますよ・・・」
それで、「北観音山」の松立てに参加することにしました。
その日に山から切り出してきたという二本の松を「北」と「南」が松えらび、
つまりじゃんけんして松を選ぶことから始まります。
今年は「北観音山」が大きな松になりました。
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その松を山車に立てる時、先ず山車を横倒しにしてから松を山車に入れ固定し、
次にみんなで気持ちを合わせて、松につけた綱を引き、山車を起こします。
町内の男衆、外人さん、私たちのような観光客など、
縁あって集まった老若男女が掛け声をかけて一生懸命、綱を引きました。
最初の引き起こしが大変で、それからはゆっくり綱を引きました。
久しぶりに気持ちの良い汗をかき、何とも言えない感動が湧き起こってきます。
「KRさん、刺激を感動を教えてくれてアリガトウ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/88/23d84b7346e25cb58732a1bb08331f22.jpg)
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KRさんにお会いして、祇園祭に対する考えがガラリと変わりました。
「京都へ来たのだから祇園祭でも見物しようかしら・・・」
と思っていたのですが、安易な気持ちが吹っ飛びました。
「これを機に気合いを入れて、祇園祭に密着して楽しんでみよう!」
と今は思っています。
情報不足でお恥ずかしいのですが、先ずは行動して、
自分なりに祇園祭を肌で感じてみたいと思っています。
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