なんだかやっぱり燃費が悪い。昼間ヘッドライトオフで長距離走っても悪いので、電装の影響でもなさそうだし、吸排気系統でもなさそうだ。何よりエンジンの感触に、ごろついた感があるので、これはエンジン本体の問題っぽい。交換前の単缶オイルが良すぎたためのギャップだろうか。
そうこうしている間に、と、走行している間に、をかけてみる。
49km/L→46→45と、右肩下がりに続落してしまったので、久々にエンジンオイル添加剤を入れることにしてみた。今が深夜であるこんな時に、商品の画像付きで紹介すると怪しい番組のようで楽しいのだが、別に一銭も入ってこないので、イメージ画像でお送りしちゃうことにしてしまう。
注入したのは、ねっとり粘度の添加剤で、50,000km以上走行車向けと謳い文句があるもの。私のYBR125は100,000km以上走行なので、ちょっとおごって倍とは行かないまでも多めにドクンドクンと入れてみた。冗談のような表現ではあるが、規定値内には収まるように、である。非常に高い粘度のため、実際にドクンドクンと言うかゲボンゲボンというかのような容器からの出方が、とてもしっくりくる表現なのである。
なかなか湿式クラッチに悪影響を与えないオイル添加剤というものが少ないので、そう色々と試したことがあるわけでもないが、実はこの品を使うのは2本目である。以前の同じ製品では、エンジンが冷えた状態で注入して、アイドリング10分以上で行き渡らせるという使用方法だったが、中身が変わったのか、何か配合が変わったのか、現在流通している品では、エンジンを暖めた状態で注入してアイドリング10分となっている。冷えた状態は1日1回くらいしかないので、使い勝手は良くなってはいるが、さて果たしてどう変わるだろうか。
道ばたでおもむろに封を開けて入れてみる。3~6Lのエンジンオイル量に対して1本なので、1LのYBRには1/3~1/6入れれば良いだけだが、今回はぐっと多めに入れてみた。粘性が高いので、正確に計って入れたワケではない。比重がどうだか分からないが、重量からは10%相当が入ったことになると考えている。
で、アイドリングを2分ほどして、注入後のエンジン音を録音してみたりする。吾作どんはたった2分が待てず蓋を開けたらカラスがカアカアと鳴いて飛んで行ってしまったチキンラーメンのCMが思い出されるが、85℃のオイルと20℃の添加剤ベース2液の温度差がオイルパン内で解消されるには充分すぎるし、注入割合が高いためオイルライン内でのったり流れているより、今度はこれを一気に行き渡らせ、続けて高回転域での使用環境にも晒して、内部の金属表面に謳い文句通りの効能を発揮させてみるべく、5,000rpmで30分、8,000rpmで30分間、走行によって冷却を加えつつ、一定回転保持条件での潤滑をして、注入完了とした。効果を与えたいのは摺動部なので、さっさと油圧をかけて送って吹きつけてしまう、これを高速処理してしまうのを狙いとした。普段はキチガイ走行のトラックさえ自重する交通安全週間は、こういう一定速走行には良い季節だ。
走り出して間もなく、ぐっと変わったのが分かった(ということはどれだけ悪かったんだ)ほか、スムーズさの回復が顕著に出た。その後800kmほど走ったので、注入前後の燃費を平均して比較したところ、47km/Lが51km/Lになった。今月は50km/L越えがけっこう出ていたので、回復したという感じではある。
オイル添加剤を加えないと保たないのが末期症状なのか、添加剤ごときで何とかなる内はまだまだ大丈夫なのか判断に迷うところだ。あの、ごろつき感がシリンダーやピストンでなく、ベアリング等から来るものであったとしたら、想像できるトラブルがちょっとやっかいだしね。
ちなみに、添加剤の費用は1本価格が1980円で、およそ1/3を使用したため1回分としては600いくらといったところであった。オイルが800いくらなので、合計1400円程度。良いオイルを1L入れるのと変わらないか安いくらいだ。今回は豪華にたくさん入れたが、残りは半分程度、1回300円分くらいを毎度安いオイルに添加するか、オイル交換2回に一回多めに入れるか、この成分がオイル交換時に排出されやすいかそうでないかで迷うところだが、以前の製品では、なんとなく毎度入れなくても、潤滑不調な感触があった時に、たまーに(1~2万kmに1度程度)入れてみるかで良かったような気がしている。つまりコストは空になるまで4万km使うとして2000円/40000km=0.05円/kmとなり、ここ最近の燃費差で試算すると3.3円/kmが3.1円/kmになるコストとしてはパーフォーマンスに優れており、使用メリットありと判断できる。
まあ、使いさしの添加剤がいつまでもあるのもアレなんで、ぶっちゃけ残りはやっぱり10万km走行の四輪車のエンジンにぶち込んじゃうんだけどね。
そうこうしている間に、と、走行している間に、をかけてみる。
49km/L→46→45と、右肩下がりに続落してしまったので、久々にエンジンオイル添加剤を入れることにしてみた。今が深夜であるこんな時に、商品の画像付きで紹介すると怪しい番組のようで楽しいのだが、別に一銭も入ってこないので、イメージ画像でお送りしちゃうことにしてしまう。
注入したのは、ねっとり粘度の添加剤で、50,000km以上走行車向けと謳い文句があるもの。私のYBR125は100,000km以上走行なので、ちょっとおごって倍とは行かないまでも多めにドクンドクンと入れてみた。冗談のような表現ではあるが、規定値内には収まるように、である。非常に高い粘度のため、実際にドクンドクンと言うかゲボンゲボンというかのような容器からの出方が、とてもしっくりくる表現なのである。
なかなか湿式クラッチに悪影響を与えないオイル添加剤というものが少ないので、そう色々と試したことがあるわけでもないが、実はこの品を使うのは2本目である。以前の同じ製品では、エンジンが冷えた状態で注入して、アイドリング10分以上で行き渡らせるという使用方法だったが、中身が変わったのか、何か配合が変わったのか、現在流通している品では、エンジンを暖めた状態で注入してアイドリング10分となっている。冷えた状態は1日1回くらいしかないので、使い勝手は良くなってはいるが、さて果たしてどう変わるだろうか。
道ばたでおもむろに封を開けて入れてみる。3~6Lのエンジンオイル量に対して1本なので、1LのYBRには1/3~1/6入れれば良いだけだが、今回はぐっと多めに入れてみた。粘性が高いので、正確に計って入れたワケではない。比重がどうだか分からないが、重量からは10%相当が入ったことになると考えている。
で、アイドリングを2分ほどして、注入後のエンジン音を録音してみたりする。吾作どんはたった2分が待てず蓋を開けたらカラスがカアカアと鳴いて飛んで行ってしまったチキンラーメンのCMが思い出されるが、85℃のオイルと20℃の添加剤ベース2液の温度差がオイルパン内で解消されるには充分すぎるし、注入割合が高いためオイルライン内でのったり流れているより、今度はこれを一気に行き渡らせ、続けて高回転域での使用環境にも晒して、内部の金属表面に謳い文句通りの効能を発揮させてみるべく、5,000rpmで30分、8,000rpmで30分間、走行によって冷却を加えつつ、一定回転保持条件での潤滑をして、注入完了とした。効果を与えたいのは摺動部なので、さっさと油圧をかけて送って吹きつけてしまう、これを高速処理してしまうのを狙いとした。普段はキチガイ走行のトラックさえ自重する交通安全週間は、こういう一定速走行には良い季節だ。
走り出して間もなく、ぐっと変わったのが分かった(ということはどれだけ悪かったんだ)ほか、スムーズさの回復が顕著に出た。その後800kmほど走ったので、注入前後の燃費を平均して比較したところ、47km/Lが51km/Lになった。今月は50km/L越えがけっこう出ていたので、回復したという感じではある。
オイル添加剤を加えないと保たないのが末期症状なのか、添加剤ごときで何とかなる内はまだまだ大丈夫なのか判断に迷うところだ。あの、ごろつき感がシリンダーやピストンでなく、ベアリング等から来るものであったとしたら、想像できるトラブルがちょっとやっかいだしね。
ちなみに、添加剤の費用は1本価格が1980円で、およそ1/3を使用したため1回分としては600いくらといったところであった。オイルが800いくらなので、合計1400円程度。良いオイルを1L入れるのと変わらないか安いくらいだ。今回は豪華にたくさん入れたが、残りは半分程度、1回300円分くらいを毎度安いオイルに添加するか、オイル交換2回に一回多めに入れるか、この成分がオイル交換時に排出されやすいかそうでないかで迷うところだが、以前の製品では、なんとなく毎度入れなくても、潤滑不調な感触があった時に、たまーに(1~2万kmに1度程度)入れてみるかで良かったような気がしている。つまりコストは空になるまで4万km使うとして2000円/40000km=0.05円/kmとなり、ここ最近の燃費差で試算すると3.3円/kmが3.1円/kmになるコストとしてはパーフォーマンスに優れており、使用メリットありと判断できる。
まあ、使いさしの添加剤がいつまでもあるのもアレなんで、ぶっちゃけ残りはやっぱり10万km走行の四輪車のエンジンにぶち込んじゃうんだけどね。