佐久市の佐久荒船高原はうっすらと冠雪していました

　長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、既に雪がうっすらと積もっています。いよいよ晩秋から初冬に入った感じです。例年ならば、雪は1月に入らないと積もりません。もちろん、例外の年もあり、クリスマスの時期に大雪が降った年もあります。

　雪は数日前に少し降ったようです。その雪の佐久荒船高原の中を抜ける道は、北側の日陰部分には雪が積もり、ぬかるんでいます。自動車のタイヤは冬用のスタッドレスタイヤでないと、部分的にアイスバーンになっている可能性があり、危険です。その一方で、南側の陽当たりのいい場所には雪は残っていません。人影もなく、静かな高原です。小型のタカが林の上を飛んでいましたが、種類は分かりませんでした。チョウゲンボウのように見えたのですが、はっきりとは分かりません。双眼鏡で見る余裕がありませんでした。人造湖の荒船湖にも氷がまだはっていません。時々、トンビが魚を狙っています。

　佐久荒船高原の南側の向かいにある荒船山（標高1423メートル）も、とうぜん、いくらか冠雪しています。まだ山肌が見える程度の冠雪です。



　荒船山などの山々は、冬の間は静かな眠りにつきます。

　12月に入ると、みぞれや雪がいくらか降っては溶けて消えるを何回か繰り返し、次第に寒くなっていきます。



　佐久荒船高原の奥にあるモミの木の林に雪が積もると、クリスマスツリーのようになります。静けさの中で時が過ぎ、冬の森になっていきます。1月末には厳寒の季節を迎えます。夜はマイナス20度（摂氏）の極寒になる日もあります。