ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

クリスマスツリーが高層ビルの1階フロアーに飾られています

2010年12月18日 | 季節の移ろい
 毎年12月に入ると、クリスマスツリーが大きなビルの1階フロアーに飾られます。日本人は華やかな感じのクリスマスが好きなようで、代表的な高層ビルの1階のロビーには、華やかに飾られたクリスマスツリーが出現します。

 東京駅に近い高層ビルは、多くの人が出入りします。少しでも楽しい雰囲気を醸し出すためなのでしょうか、きらびやかなオーナメントに飾られたクリスマスツリーが飾られます。
 例えば、東京駅前の丸の内にある丸ビルの1階フロアーには毎年、クリスマスツリーが飾られます。


 丸ビル1階で待ち合わせをする人々を楽しませています。待ち人がなかなか来ない方は、このクリスマスツリーでも見て気分を紛らわします。クリスマスツリーの周りにいる方は、結構楽しそうです。キリスト教とは分離して、楽しんでいます。

 クリスマスツリーは元々、北欧の森林に多いモミの木が真冬でも葉を落とさず、生命力を感じさせることから針葉樹に飾りをつける“お祭り”があり、それがキリスト教の布教と相まって浸透して行ったとの説が有力です。主にドイツでのキリスト教の布教とともに各地に広がっていったようです。このクリスマスツリーに贈り物を飾る習慣が次第に普及し、各家庭に広まったとのことです。日本では、現在のような飾り付けのクリスマスツリーが1900年ごろに東京の銀座に飾られ、普及していったようです。

 東京駅周辺の高層ビル1階のフロアーに飾られたクリスマスツリーをご覧ください。




 こうしたクリスマスツリーは、いろいろな文化を飲み込んで自分なりに消化してしまう日本の文化、文明観を反映したものです。ごった煮の文化です。毎年、どんな飾り付けをしたクリスマスツリーを楽しんでもらうか、頭を悩ませている方がいることと想像しています。

 かなり昔にいったドイツのミュンヘン市やシュトゥットガルト市のクリスマス市を思い出します。クリスマスツリーのオーナメントを売る出店が並び、かなりの寒さをしのぐために、ホット赤ワインを飲んだ記憶があります。札幌市の大通り公園でも、ミュンヘン・クリスマス市を開催していました。