ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

シメ、モズ、ジョウビタキなどの野鳥に出会いました

2010年12月25日 | 季節の移ろい
 野鳥のシメ、モズ、ジョウビタキなどを久しぶりに観察しました。12月は雑木林の葉が落ちるため、野鳥を観察しやすくなる好機です。冬は昆虫などのエサが少なくなり、木の実などを食べに来る野鳥が増えます。木の実を食べるのに夢中な野鳥は観察しやすいものです。

 昨日ご説明したように、埼玉県深谷市川本地区の荒川河川敷の白鳥飛来地に行きました。ここでは、公園内の駐車場から荒川河川敷の白鳥飛来地まで、雑木林の中の歩道を約500メートル歩きます。河川敷に向かう際に、雑木林の途中でシジュウカラ(四十雀)の群れが木の実をついばんでいる個所がありました。シジュウカラの鳴き声と木の実をついばむ音が響き渡ります。こんな感じのところは、「野鳥が集まるな」と思いながら通過しました。

 そこには、帰りの時も、シジュウカラがまだ多数いました。その近くを見渡すと、モズが1羽いました。あわてて撮影しました。あのモズの高鳴きは聞こえませんでした。


 留まっている枝の手前に小枝があり、焦点(フォーカス)があまりあっていません。

  雑木林の歩道は人があまり通らないので、安心して野鳥観察を続けました。少し先で、野鳥が飛んだので、そこにそっと近づきました。シメでした。丈夫そうなくちばしが特徴的な野鳥です。


 残念ながら、シメはすぐにどこかに飛んでいってしまいました。実は、近くにカラス(たぶんハシブトカラス)が数羽いて、野鳥が警戒しているようです。東京丸の内にある地下街の行幸通りに展示されている「皇居の四季」(記憶曖昧?)の大型パネルをみると、皇居の中にもシメはいるようです。佐久市の荒船高原では、シメを見たことがなく、あこがれの野鳥でした。

 帰りがけの草むらの中に、好きな野鳥のジョウビタキを1羽見かけました。冬になると、日本の各地に飛んでくる冬鳥です。街中でも結構見かける野鳥です。明るいオレンジ色に近い茶褐色が美しい野鳥です。


 草むらは日陰でやや暗く、シャッタースピードがあまり適切ではありません。

 野鳥観察は野鳥が出てきそうな場所をあらかじめ予想し、見やすい位置取りをしないと結構難しいものです。今回は、人通りのあまり多くない雑木林の中だったのが幸いしましたが、曇り空の雑木林は光が弱く、撮影には不向きでした。シメとジョウビタキを観察できたのが思いがけない収穫でした。

 本当は埼玉県の某所にタゲリという冬の渡り鳥を見に行きたいのです。しかし、最近調べたところ、田んぼが休耕中で飛来しなくなったと、日本野鳥の会のWebサイトに書かれていました。残念です。近くでの土地造成も影響しているようです。