ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

三島市の三嶋大社の縁起餅である「福太郎」というよもぎ餅を味わいました

2012年04月02日 | グルメ
 静岡県三島市にある三嶋大社は、大山祇命(おおやまつみのみこと)と積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)の御二柱の神を祀(ま)っています。大山祇命は、山森農産の守護神です。

 このため大山祇命は、福徳の神として商・工・漁業者の厚い崇敬を受けていまいす。善男男女の参拝客が本殿でお参りしています。



 三嶋大社の境内にある福太郎本舗(三島市)のお店が“福の種まく”というキャッチフレーズで、縁起餅「福太郎」を販売しています。


 
 「福太郎」はよもぎ餅をあんこで半分ほど包んだお餅です。邪を払う力を持つと考えられている野草のヨモギを入れた餅が主役です。餅は「生命力を宿す」力を持っているそうです。下に敷かれた形のあんは、“烏帽子”をかたどっているのだそうです。



 味があっさりしたあんが、よもぎ餅を引き立てています。お餅なので、日持ちは3日ぐらいです。

 比較的あっさりとした味で、小ぶりのお餅として上品な口辺りです。本当は、サクラの花が満開の境内で、できたてを食べるのが一番似合いそうです。

 この「福太郎」は、毎年1月7日に開催される「お田打御祭り」の主人公の福太郎が福の種をまくことに由来し、福が“お餅”になったようです。



 三嶋大社の本殿近くで、たぶんお神籤(おみくじ)の説明ではないかと思われる表示を見ました。



 効用・効果(?)が面白く、かつ分かりやすく説明されていると感心しました。三嶋大社がいろいろな参拝客の願いに応えていることがわかります。