ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都霞ヶ関の財務省前で、ウコンというサクラの木が満開です

2012年04月22日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区霞ヶ関の財務省の建屋の前で、ウコン(鬱金)というサクラの木の花が満開です。財務省の前に、ある程度の規模の“前庭”があり、いろいろな木が植えられています。

 霞ヶ関の財務省前の通りは、主要官庁が並ぶメーンストリートなので、多くの方が行き交っています。ほとんどの方が「桜がきれいに咲いているな」と思いながらも、そのサクラの木の種類に関心を持たず、急ぎ足で通過していきます。

 ウコンは、白色に少し緑色がかった八重の花が咲く桜の木です。花弁の数が約15~20枚の大輪の八重咲きの花です。





 ウコンの花が咲く時期はソメイヨシノの木の開花より、1週間程度遅めです。

 Webサイトで調べてみると、緑色がかっているのは、花弁に葉緑体を持っているからです。花の色は緑色が弱く、実際には淡黄色です。ウコンという名前は、ショウガ科のウコンの根を染料に用いた「鬱金色」に由来しているとのことです。

 東京都の中心部にもウコンの木は、何カ所かに植えられています。有名なのは、新宿区・渋谷区にまたがって広がる新宿御苑(環境省が運営)のウコンの木です。花の色が緑色で有名なサクラの木はギョイコウ(御衣黄)の木です。これも新宿御苑に植えられています。

 ウコンの木の近くに、濃いピンク色の八重咲きの花を多数付けたサクラの木もあります。通行人の注目度は、この八重桜の方が高そうな様子です。





 財務省前の通行人の注目度は、この八重桜の花の方が高そうな様子です。

 八重桜の花は落ち着いた感じです。東京都内の中心部では、サクラの八重桜が咲くと、サクラの開花時期は終焉を迎えます。春が次第に深まっていく季節の移ろいです。