ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡ときがわ町では、シュウカイドウの花が一面に咲いています

2015年09月07日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡ときがわ町山間部の 椚平(くぬぎだいら)地区のスギ林では、シュウカイドウ(秋海棠)の花が満開です。今回は残念ながら、雨が降りそうな曇天の中を、椚平地区に向かいました。

 ときがわ町西部の山間部は、標高700~800メートルの低山です。その山里にある椚平地区の急斜面のスギ林の中に、ベコニア科の多年草のシュウカイドウの花が一面に咲いています。

 シュウカイドウは椚平(くぬぎだいら)という山里に群生して咲いているとの案内が道沿いに出ています。西に向かって山道の傾きがきつくなった場所のスギ林の急斜面に、シュウカイドウの群生地があります。





 シュウカイドウはピンク色の濃淡のある美しい花を咲かせています。







 このスギ林の中で咲くシュウカイドウは、江戸時代初期に中国などから、当時のときがわ町の山間部に園芸用として持ち込まれた多年草が帰化植物として定着したものだそうです。8月から咲き始め、9月末には咲き終わるそうです。

 スギ林の中で咲くシュウカイドウの群生地の上側には、大きな農家の家が石垣づくりの急斜面に立っています。外見は明治・大正時代からの建物のようです。

 大きな農家の家が建っている石垣近くでは、キバナコスモスが花を咲かせています。



 今回、ときがわ町山間部の椚平地区を訪問した理由は、弊ブログに以前、掲載したときがわ町の椚平地区で咲くシュウカイドウ編が、ここ数日、閲覧数が急増しているからです。

 これまでは、秋晴れの快晴の日に訪問し、青空の下に映えるシュウカイドウの花でした。

 それに対して、今回は曇天のやわらかい日射しの中で咲くシュウカイドウの花になりました。幸運にも、雨は降りませんでした。