ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県上田市の菅平高原山麓にある唐沢の滝に立ち寄りました

2015年09月23日 | 旅行
 長野県上田市菅平の山麓にある唐沢の滝に立ち寄りました。

 上田市郊外から菅平高原に向かって、国道406号のくねくね道を北西方向に上って行くと、左側に渓流が見え始めます。この渓流に流れ込む支流の一つをつくっているのが、唐沢の滝の流れです。

 唐沢の滝は、国道沿いに「唐沢の滝」の標識が立っており、入り口部分の木立の奧に滝が見えます。



 唐沢の滝の特徴は、上部が平らで幅広い滝になっていることです。幅10メートル・高さ15メートルの滝で、流れ落ちる清流は白糸のようです。







 唐沢の滝の下側の渓流です。予想以上に水量がある感じです。



 これから訪れる紅葉の時期には、紅葉と滝とのコラボレーションが美しいそうです。

 ここは菅平高原の入り口部分にあり、簡単にアプローチできます。

 実は、この唐沢の滝に立ち寄るのは、二度目でした。一度目は、日本に飛来したオオルリが、ここにいくらか滞在する場所と伺って行ったことがありました。

 たぶん数年前の5月連休中にここに立ち寄り、唐沢の滝の入り口部分の急斜面に、オオルリが2羽いたことを思い出しました。



 この時は、オオルリを撮影することに夢中だったために、その奧にある唐沢の滝には注意が向きませんでした。

 滝の上部が平らなので、人工の砂防ダムの滝ではないかと、漠然と思っていました。



 よく考えてみれば、「唐沢の滝」との標識が立っていたのですが。オオルリが飛び交う崖にしか、当時は興味はありませんでした。今考えてみると、不思議なことです。
 
 崖の上の方の木々の枝に、オオルリは留まり、観察はある程度しかできませんでした。

(追記)
 日本に春に飛来するオオルリは、まず日本の平地の公園の雑木林や森などで体調を整え、5月初めには標高が1000数100メートルの森などに移り、その後はさらに標高の高い森などに移動します。

 ここ数年は5月初めには、長野県安曇野市の烏川渓谷緑地公園に行って、オオルリを観察しています。盛夏になると、オオルリは佐久市と茅野市などにまたがる蓼科山山麓で観察できます。

長野県東御市北西部の山麓の田園地帯で、猛禽類の撮影に挑戦しました

2015年09月23日 | 季節の移ろい
 長野県東御市の西側北部から上田市の北東部に向かう県道4号線は、東御市から上田市の菅平高原に抜ける早道です。ここを通る車両はあまり多くありません。

 県道4号線が山麓部に入り始める、東御市の西側北部の和という地名の山麓は、なだらかな傾斜に小さな棚田やブドウ畑、リンゴ畑などが並ぶのどかな田園地帯です。





 その県道4号線で、東御市西側北部の和という地名を通っていると、田んぼに入る農道に、猛禽類が1羽、降りて何かをしていました。

 実は数日前に群馬県の山間部で、タカかワシなどの猛禽類が地面に降りて、何か獲物を食べているところを見たことを思い出しました(この時は後続車がいたため、Uターンして撮影できませんでした)。

 できるだけ静かに田んぼに入る農道に向かいましたが、その猛禽類は、近づく人に気がついて、飛び立ちました。

 稲刈りが一部終わって、稲穂の天日干しが始まっている棚田の上空を、その猛禽類は悠然と輪を描いて飛びます。





 気がつくと、2羽の猛禽類が輪を描いて、上空を飛んでいます。





 正直にいうと、輪を描いて飛ぶ猛禽類を、一眼レフカメラのオートフォーカスで追うのはなかなか困難でした。2羽のどちらかを撮影したようです(最初の猛禽類がどちらか、すぐに分からなくなったので)。

 フォーカスはなかなか合いません。フォカースがそれなりにいくらか合ったものです。

 この画像を基に、Webサイトで猛禽類の種類を調べてみました。この猛禽類の正体は、残念ながらトビのようです。

 今回、猛禽類の撮影を試みた理由は、長野県松本市郊外の奈川の白樺峠(乗鞍高原に近い所です)では、“タカの渡り”現象が起こり、多くの野鳥撮影愛好家が白樺峠に集結している時期だからです。

 夏鳥として日本渡ってくるハチクマとサシバという猛禽類は、秋になると、日本から飛びさるために、日本国内を西に向かうために、各地で“タカの渡り”現象を観察できるそうです。
 
 今回、東御市の西側北部の和という地名の山麓で見かけた猛禽類が、ハチクマか、サシバであれば、という期待はもろくも消え失せました。猛禽類の撮影が難しいことは学びました。