ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡嵐山町の蝶の里公園の雑木林では、ヒガンバナが咲き始めました

2015年09月14日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡嵐山町大字菅谷に広がる蝶の里公園やオオムラサキの森などで構成される雑木林の中では、ヒガンバナ(彼岸花)が咲き始めています。

 嵐山町を流れる都幾川(ときがわ)の北側の河岸段丘に広がる自然豊かな雑木林の森陰では、深紅のヒガンバナが密かに咲き始めています。





 やや薄暗い雑木林の森陰でヒガンバナは咲いています。

 ヒガンバナは花芽をつけた茎が2、3日でぐんぐんと伸びてきて、直ちに開花します。





 数日後には花を咲かせるだろう、蕾のものもあります。



 先週の台風の影響が残り、雑木林の中を通る小道の一部には、水がたまっています。折れた枝もあちこちに落ちています。

 この雑木林の中では、ヤブランも所々で咲いています。



 この雑木林の中を、ひらひらと飛ぶジャコウアゲハを見かけたのですが、近くに留まってくれませんでした。

 蝶の里公園とオオムラサキの森などで構成されている雑木林は、タテハチョウ系を数匹、見かけました。

 しかし、実際に目の前に留まってくれたチョウは、羽根が黄色い小さなキチョウでした。



 弊ブログでは、2015年7月19日編で、蝶の里公園とオオムラサキの森などの雑木林の中で、ヤマユリが咲いていることをお伝えしました。その時は、オレンジ色のヤブカンゾウの花も、森陰で咲いていました。

 この蝶の里公園やオオムラサキの森などで構成される、自然豊かな雑木林は、季節ごとに様々な野草が花を咲かせ、様々なチョウなどが乱舞しています。

 今回、シジュウカラやホオジロなどの野鳥も雑木林の中にいたのですが、撮影はできませんでした。

 この蝶の里公園やオオムラサキの森などの雑木林と同様に、埼玉県各地の田んぼなどの畔では、深紅の花のヒガンバナが咲き始め、秋本番を伝えています。

(追記)
 群馬県富岡市妙義町の山あいの小さな棚田の畔でも、ヒガンバナが花を咲かせ始めています。



 ヒガンバナの奧に見えるワイヤーは”サル除け”の電気柵です。山あいでは、対動物対策が欠かせません。
 

埼玉県川越市市街地の東側にある伊佐沼には、カイツブリも集まっています

2015年09月14日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市市街地から東側にある荒川沿い近くにある伊佐沼に、サギ類などを観察しに行った話の続きです。

 伊佐沼の北側に設けられたハス田にかかる遊歩道の上から、伊佐沼の南側を見た風景です。



 農業用水を供給する溜池である伊佐沼は、周囲の田んぼの稲刈りが本格化した結果、溜めていた水を減らし始めました。画像の手前は浅瀬になっています。

 ハス田の中にある浅瀬に、セイタカシギが1羽、舞い降りました。浅瀬の泥の中に、細長いくちばしを突っ込んで、何かを探しています。





 午後3時過ぎの西日によって、残念ながら逆光になっています。



 ハス田にかかる遊歩道の近くの浅瀬には、カイツブリが数羽、泳いでいます(弊ブログの2015年9月12日編でもお伝えしましたように、カイツブリの姿が目立ちます)。

 このカイツブリは、成鳥の姿をしていますが、いくらか小さいので、今年産まれて育ったカイツブリのようです。





 エサを求めて、しきりに水中に潜ります。結構、長い間潜っています。

 水中で小魚をくちばしで捕らえて、浮上しました。



 この成鳥になっているカイツブリの近くに、まだ産毛のような羽根の幼鳥のカイツブリがいます。



 この幼鳥のカイツブリの身体の羽根模様は、赤色系の褐色ではなく、雛の黒色・灰色系です。身体の羽根表面には、水滴がいくつか癒着しています。

 この水滴の付着は、幼鳥のカイツブリの身体の羽根には、撥水(はっすい)成分が含まれているからでしょうか。

 伊佐沼のあちこちに点在しているカイツブリの成鳥(たぶんオス)は時々、甲高い鳴き声で、存在をアピールします。