ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県吾妻郡嬬恋村にある鹿沢園では、ススキの中でエゾリンドウが咲いています

2015年09月22日 | 旅行
 群馬県吾妻郡嬬恋村鹿沢温泉にある鹿沢園地を散策しました。

 鹿沢園地は、休暇村鹿沢高原の中にある野草園です。なだらから山麓の針葉樹林の下側に広がる、ある程度の大きさの草原です。



 斜面の中を、いく筋かの小川が流れているために、木道が整備されています。



 今年は秋の訪れがいくらか早いようで、ススキの中にいくつかの野草が咲いている感じでした。

 一番目立つのは。エゾリンドウです。エゾリンドウはあちこちで成長していますが、午前中は薄曇りだったためか、蕾が多く、開花している花は少しです。





 ミヤマトリカブトもあちこちで花を咲かせています。背丈が高いものが多いです。



 オミナエシもススキの中で咲いています。



 ノアザミも、ススキと競演しています。



 実は、この鹿沢園地には、9月の連休に以前来た時は、サワギキョウ(沢桔梗)が小川沿いに多数咲いていて、印象に残ったからです。

 今秋は、秋の訪れが早く、ほとんどのサワギキョウは花期を終えていました。茎の先でいくらか咲いているサワギキョウの花です。



 鹿沢園地を散策し、やはり、自然の移ろいは、年ごとに微妙に違うと感じました。

(追記) 
 鹿沢園地のススキなどの野草の根元には、ヒヨドリぐらいの比較的大きな野鳥が何羽かいて、さえずります。

 ススキなどの野草の根元にいて、野草の間を移動していますが、なかなか姿を見せません。時々、上空に飛び出すのですが、どこから飛び出すか分からないので、姿を捕えきれませんでした。

 鹿沢園地を囲む針葉樹の上には、カケスが2羽いて、よく鳴くのですが、針葉樹の葉陰にいて、姿を見せません。時々、鳴きながら、別の針葉樹に飛び移ります。

 その証拠写真です。一羽のカケスが針葉樹の上から飛び出したところのシルエットです。



 カケスは木々が葉を落とした冬に、佐久荒船高原では早朝に観察できます。いずれ、冬のカケスをご覧にいれたいと思います。

群馬県吾妻郡嬬恋村にある、小さなたまだれの滝に行ってみました

2015年09月22日 | 旅行
 群馬県吾妻郡嬬恋村鹿沢温泉近くにある、たまだれ(玉簾)の滝に行ってみました。県道94号線沿いの駐車場から徒歩約5分で、この小さな滝にたどり着きます。

 長野県東御市の地蔵峠を過ぎ、湯の丸スキー場の下側を通り抜けて、群馬県嬬恋村に入り、県道94号線を下ります。

 北に向かって山道を下って行くと、道路脇に立てられた「たまだれの滝」という標識が目に入りました。

 県道沿いの駐車場に入ります。駐車場のすぐ側に湯尻川が流れており、この清流を渡る小さな釣り端を渡ります。小さな清流が流れている小さな沢を登ります。沢の先にたまだれの滝がすぐに見えます。





 たまだれの滝は、桟敷山(さじき、標高は1913メートル)の山麓からわき出た清水がつくる、小さな滝です。
 
 左側にも、一筋の小さな滝が落ちています。


 
 落差は、5、6メートル程度と小さな感じです。水量が少ないために、流れ落ちる清流は“玉だれ”状になるようです。滝の下側や沢には、苔むした岩がごろごろと並びます。

 この沢の両側の崖から、湧き水が小さな流れをいくつかつくっています。



 滝の下側には、ヤマトリカブトの花があちこちに咲いています。







 今回訪れた、たまだれの滝は簡単に拝見できる滝でした。この滝の清水が流れ込む湯尻川の清流は、嬬恋村の上水道の水源になっているそうです。また、水温が一年中低いので、ヤマメやイワナなどの渓流釣りの名所になっているそうです。