ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北佐久郡立科町の女神湖の湿原では、ウメバチソウなどが咲いています

2015年09月15日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町の女神湖の湿原では、ウメバチソウやアケボノソウなどが咲いています。

 女神湖の湖畔では、静かなのどかな時間が流れています。



 女神湖の蓼科山側にある小さな湿原は、蓼科山(標高2531メートル)山麓から流れ込む清流がつくったものです。この小さな湿原は高山植物などのお花畑になっています。

 このヨシなどの草原・湿原の中では現在、晩夏から初秋を彩る様々な高山植物などが花を咲かせています。現在、一番目立つのはサラシナショウマの細長い白い花です。





 草原・湿原の中のあちこちで花を咲かせ、タテハチョウなどが群がっています。
 
 草原・湿原の中で、グランドカバー的に花を一面に咲かせているのは、ミゾソバの花です。





 この小さい淡い赤色・白色の花は、よく見ると可愛い花です。
 
 女神湖の水辺近くでは、ウメバチソウやアケボノソウが点々と咲いています。
 
 草陰で点々とお互いに離れて咲くウメバチソウの白い花です。


 
 その近くで、やはり点々とお互いに離れて咲くアケボノソウの花です。


 
 女神湖の標高が約1500メートルと高く、蓼科山山麓から流れ込む清流が冷たいためか、ここのウメバチソウやアケボノソウはあまり大きく育っていません。
 
 弊ブログの2015年9月3日編でご紹介した戸隠森林植物園で育つアケボノソウは背丈が1メートル以上に育っていましたが・・。
 
 女神湖の上空は、雲がいくらか浮かぶ晴天です。これから向かう車山(標高1925メートル)辺りは、いくらか雲がかかっています。



 晴れるといいのですが・・。いや雨が降らなければ、それだけで十分なのですが。

長野県佐久市の大河原峠付近では、“トリカブト”の花が咲いています

2015年09月15日 | 旅行
 長野県佐久市の南西にある大河原峠(おおがわらとうげ)付近では、“トリカブト”の花が咲いています。
 
 佐久市と茅野市との境界近くにある大河原峠は、標高2093メートルもあり、9月下旬からは、見事な紅葉を見ることができる名所になります。ただし、道幅があまり広くない山道を経由するアプローチが必要です。
  
 大河原峠は、その南西方向にそびえている蓼科山(標高2531メートル)の主要な登山口の一つです。蓼科山山麓(山頂は見えていません)の樹林帯が青空の下で、よく見えます。実は、たまたま見えている蓼科山山麓方向だけが濃霧の切れ間で、青空が見えていました。
 

 
 佐久市などの平野部の“佐久平”は雲がいくらか浮かぶ程度の晴れでした。それに対して、蓼科山山麓などの標高が高い部分はほとんどがうすい霧の中でした。小雨ではありません。
  
 大河原峠の南東側にそびえている双子山(標高2224メートル)への登山道側は霧が流れています。



 大河原峠から西側に蓼科山山麓を回る山道を進みました。初秋になると、この山道の崖側に高山植物が咲くからです。

 探すとお目当ての“トリカブト”が少し咲いていました。8月末からの雨続きの天候の影響か、例年ほど咲いていません。





 実は、“トリカブト”という名前の野草はなく、花が小振りで青紫色が濃いので、ホソバトリカブトかハクサントリカブトのようです。

 霧の中で、森陰の斜面で咲いています。光量が足りず、美しさがとらえられていません。

 ヤマホタルブクロの花がまだ咲いています。標高が高いことのが原因なのかもしれません。



 このほかには、ヤマハハコの白い地味な花がたくさん咲いています。

 山道を進むと、コルリが一羽、とっぜん飛び出してきました。コルリはすぐに、木陰に逃げ込みました。当然、撮影する時間がありませんでした。

 山道をさらに、西側に進むと、御泉水自然園(北佐久郡立科町)に出ました。御泉水自然園の入り口付近のレンゲツツジは、少し紅葉し始めています。



 低木の落葉樹も、小さな赤い実をつけ始めています。


 
 蓼科山の山麓は秋の様相を強めています。