ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県上高井郡高山村で、地元のブドウ「ナガノパープル」を購入しました

2015年09月25日 | グルメ
 長野県上高井郡高山村の松川渓谷入り口にある山田温泉街で、地元のブドウ「ナガノパープル」を購入しました。

 ブドウ「ナガノパープル」は、この時期の旬のブドウで、外見は濃い紫色系です。「とても美味しい」とのお薦めでした。



 このブドウ「ナガノパープル」は、種なしブドウ(3倍性無核品種)で、皮ごと食べられるので、非常に食べやすいブドウです。皮をむく必要もなく、種を出すこともないため、とても食べやすいです。皮にはポリフェノールなどが含まれています。

 あっさりとした甘みで、後を引きません。上品な味です。

 Webサイトで、「ナガノパープル」(「シナノパープル」)を調べてみると、平成2年(1990年)に長野県果樹試験場(須坂市)がブドウ「巨峰」に「リザマート」を交配し、その実生の中から選抜を続け、品質が安定して生産できるようになりました。平成16年(2004年)に品種登録され、現在は長野県内のみでしか栽培することができないブドウの品種だそうです。

 なお、購入した「ナガノパープル」は一房1800円で、質量を測ってみると約760グラムでした。結構、高級品でした。

 「ナガノパープル」などを栽培している高山村や須坂市は「年間降水量が少なく、朝晩の気温差が大きいので、ブドウの栽培に適している」との説明でした。

 購入したお店は、農産物やお土産などを販売する物産館です。信州高山温泉郷観光協会の事務所も入居しています。

 今回、訪れた高山村の山田温泉は、高山村の東側に広がる松川渓谷沿いの温泉の一つです。かなり深い渓谷が続く松川渓谷沿いには、東に向かって松川渓谷温泉、五色温泉、七味温泉と並んでいます。このさらに奧には、奥山田温泉があります。

 この深い谷の松川渓谷は紅葉の名所で、10月半ばから紅葉見物の方々が訪れるそうです。

長野県須坂市峰の原高原では、遠目に数羽のノビタキを見かけました

2015年09月24日 | 旅行
 長野県須坂市峰の原高原の峰の原高原スキー場では、遠目に数羽のノビタキに出会いました。

 上田市菅平高原の菅平牧場を散策した後に、その北側にある峰の原高原の峰の原高原スキー場に向かいました。

 菅平牧場の草原では、のどかな雰囲気を楽しめたのですが、予想したほどは、野鳥の姿を見つけられませんでした。このため、菅平高原の交通の要所に戻り、北側にある峰の原高原に向かいました。

 峰の原高原の峰の原高原スキー場の一番上部からは、冬にスキー場のスキースロープになる草原が眼下に望めます。



 スキー場のスキースロープを仕切るシラカバ林はいくらか葉が色を変えています。



 ここは標高が約1500メートルあるそうです。

 この草原とその周囲の森からは、野鳥の声があちこちから聞こえます。

 草原の草むらの中にいた野鳥が、人間がいることに気がついたようで急に飛び上がり、スキースロープの真ん中に立つ針葉樹の上に留まりました。6、7羽います。





 この針葉樹の木まで、距離は100メートル以上あり、野鳥が小さく見えます。この野鳥はノビタキの群れのようです。

 数羽が飛んで、この針葉樹の木の近くの、枯れかけたシシウドの上に留まりました。





 ノビタキはシシウドの実を食べています。冬までの移動に備えて、体力を蓄えているようです。

 草原の中に、やや花期を過ぎたキオンが何本が立っています。



 この野草の近くにも、ホオジロかカシラダカではないかと思われる野鳥がいます。

 この草原では、ヤナギランの白い綿毛が伸びた種がたくさんついた枯れたものがあちこちにあります。ここは夏には、美しいピンク色の花をヤナギランの群生地だったことが分かりました。

 その枯れたヤナギランの根元に、エゾリンドウが花を咲かせています。



 また、周囲のシラカバ林の中に、カケスが数羽いて、時々、飛び上がって、移動します。

 しかし、カケスはシラカバの木の葉陰にしか留まらず、撮影チャンスは得られませんでした。

 幸運なことに、峰の原高原の峰の原高原スキー場では、初秋の野鳥の群れをいくらか観察できました。

長野県上田市菅平高原山麓に広がる菅平牧場に10数年ぶりに訪れました

2015年09月24日 | 旅行
 長野県上田市菅平高原の東側山麓に広がる菅平牧場に10数年ぶりに訪れました。

 菅平高原の菅平スキー場から北側にある菅平牧場は、根子岳(ねこだけ、標高は2207メートル)と四阿山(あずまやさん、標高は2354メートル)の山麓に広がる牧場です。

 菅平牧場の管理小屋や観光施設などがあるところは、標高は約1600メートルと表示されています。菅平牧場の管理小屋や観光施設付近から見上げると、左手に根子岳山頂部が見えます(方向としては北東方向)。



 右手には四阿山山頂部が望めます。二つの山のなだらかな山麓に広がる草原の牧場には、牛が放牧されています。



 この北東側に見える、二つの山を縦走すると、合計約7時間30分と表示されています。菅平牧場の管理小屋付近の駐車場に車を置いて、登山装備をした方々が次々と上っていきます。

 根子岳は“花の百名山”と呼ばれているそうで、初夏からは多彩な高山植物が花を咲かせるそうです。

 菅平牧場の管理小屋や観光施設などの付近を少し歩くと、目立ったのは黄色い花を多数咲かせているメマツヨイグサです。通常“月見草”と呼ばれているものです。



 花の色が濃いピンク色のノコギリソウの花も咲いています。



 佐久荒船高原に咲くノコギリソウは、花の色はほとんどが白色です。

 ウメバチソウもまだ少し咲いていました。

 標高1600メートルある菅平牧場の管理小屋や観光施設などからは、すぐ下にはシラカバ(白樺)林が見えます。すぐ向かい側には菅平牧場パインピークスキー場がある山が見えます。



 このスキー場のある山の背後には、北アルプスの山々が望めます。曇の上に山頂部分が見えます。
 
 根子岳に上るトレッキングの方に、ここから一望できる北アルプスの山々の名前を教えていただきました。尖った山頂の山は槍ヶ岳です。


 
 こちらは白馬三山とうかがった(記憶がある)山々です。


 
 ここから北アルプスの山々が一望できるとは予想していませんでした。北アルプスの山々を一望すると、日本が山国であることを実感できます。


長野県上田市の菅平高原山麓にある唐沢の滝に立ち寄りました

2015年09月23日 | 旅行
 長野県上田市菅平の山麓にある唐沢の滝に立ち寄りました。

 上田市郊外から菅平高原に向かって、国道406号のくねくね道を北西方向に上って行くと、左側に渓流が見え始めます。この渓流に流れ込む支流の一つをつくっているのが、唐沢の滝の流れです。

 唐沢の滝は、国道沿いに「唐沢の滝」の標識が立っており、入り口部分の木立の奧に滝が見えます。



 唐沢の滝の特徴は、上部が平らで幅広い滝になっていることです。幅10メートル・高さ15メートルの滝で、流れ落ちる清流は白糸のようです。







 唐沢の滝の下側の渓流です。予想以上に水量がある感じです。



 これから訪れる紅葉の時期には、紅葉と滝とのコラボレーションが美しいそうです。

 ここは菅平高原の入り口部分にあり、簡単にアプローチできます。

 実は、この唐沢の滝に立ち寄るのは、二度目でした。一度目は、日本に飛来したオオルリが、ここにいくらか滞在する場所と伺って行ったことがありました。

 たぶん数年前の5月連休中にここに立ち寄り、唐沢の滝の入り口部分の急斜面に、オオルリが2羽いたことを思い出しました。



 この時は、オオルリを撮影することに夢中だったために、その奧にある唐沢の滝には注意が向きませんでした。

 滝の上部が平らなので、人工の砂防ダムの滝ではないかと、漠然と思っていました。



 よく考えてみれば、「唐沢の滝」との標識が立っていたのですが。オオルリが飛び交う崖にしか、当時は興味はありませんでした。今考えてみると、不思議なことです。
 
 崖の上の方の木々の枝に、オオルリは留まり、観察はある程度しかできませんでした。

(追記)
 日本に春に飛来するオオルリは、まず日本の平地の公園の雑木林や森などで体調を整え、5月初めには標高が1000数100メートルの森などに移り、その後はさらに標高の高い森などに移動します。

 ここ数年は5月初めには、長野県安曇野市の烏川渓谷緑地公園に行って、オオルリを観察しています。盛夏になると、オオルリは佐久市と茅野市などにまたがる蓼科山山麓で観察できます。

長野県東御市北西部の山麓の田園地帯で、猛禽類の撮影に挑戦しました

2015年09月23日 | 季節の移ろい
 長野県東御市の西側北部から上田市の北東部に向かう県道4号線は、東御市から上田市の菅平高原に抜ける早道です。ここを通る車両はあまり多くありません。

 県道4号線が山麓部に入り始める、東御市の西側北部の和という地名の山麓は、なだらかな傾斜に小さな棚田やブドウ畑、リンゴ畑などが並ぶのどかな田園地帯です。





 その県道4号線で、東御市西側北部の和という地名を通っていると、田んぼに入る農道に、猛禽類が1羽、降りて何かをしていました。

 実は数日前に群馬県の山間部で、タカかワシなどの猛禽類が地面に降りて、何か獲物を食べているところを見たことを思い出しました(この時は後続車がいたため、Uターンして撮影できませんでした)。

 できるだけ静かに田んぼに入る農道に向かいましたが、その猛禽類は、近づく人に気がついて、飛び立ちました。

 稲刈りが一部終わって、稲穂の天日干しが始まっている棚田の上空を、その猛禽類は悠然と輪を描いて飛びます。





 気がつくと、2羽の猛禽類が輪を描いて、上空を飛んでいます。





 正直にいうと、輪を描いて飛ぶ猛禽類を、一眼レフカメラのオートフォーカスで追うのはなかなか困難でした。2羽のどちらかを撮影したようです(最初の猛禽類がどちらか、すぐに分からなくなったので)。

 フォーカスはなかなか合いません。フォカースがそれなりにいくらか合ったものです。

 この画像を基に、Webサイトで猛禽類の種類を調べてみました。この猛禽類の正体は、残念ながらトビのようです。

 今回、猛禽類の撮影を試みた理由は、長野県松本市郊外の奈川の白樺峠(乗鞍高原に近い所です)では、“タカの渡り”現象が起こり、多くの野鳥撮影愛好家が白樺峠に集結している時期だからです。

 夏鳥として日本渡ってくるハチクマとサシバという猛禽類は、秋になると、日本から飛びさるために、日本国内を西に向かうために、各地で“タカの渡り”現象を観察できるそうです。
 
 今回、東御市の西側北部の和という地名の山麓で見かけた猛禽類が、ハチクマか、サシバであれば、という期待はもろくも消え失せました。猛禽類の撮影が難しいことは学びました。