本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

小説059 : reProfesional#131

2008-11-19 23:44:20 | reProfesional
chapter#59 考察

崩壊を招かぬよう、ボク等は考えるということ、自分を考察するということ、自分から対象物を考察するというスキルを与えられている。
立ち止まってしまっては死んでしまう、マグロをボク等は時としてばかしてしまうが、ボク等も自分でそれというように気づいていないだけで、状況は何も変わらない。

自分は死んでいるという状況におきたくないが故の考察の停止。
考察ををすると言うことはあらゆる角度から、人生を構築しようとする試みでもあるといえる。
時に、あきらめに似た感情を途方もなく味わうことがある。考察をやめようという感情があきらめであるといえる。考察をやめるということは、人生への解釈を、対象物に対する考察、解釈を思考停止状態、つまりは止めるということに近いといえる。
考えに考えを尽くし、苦い味の汗をかきつづける。
胆汁にも似た味が口の中に充満する。生きるということはそういうことにも状況は近い。

考えよさらば、与えられん。
求めよというだけではいかにも脆弱である。
脆弱さゆえの自己崩壊、之まで述べてきた麻薬への渇望、依存誘発媒体への近づき。ボク等は、おそから、早かれ生命を絶っていく。
無謀にも、期限ある生命を絶とうとする行為、それがいわば、思考停止状態であるということが出来る。

考察という所作のもたらすもの、それは、人生を肯定的に生きようとする際の創造的営みの最たる部分であるといえる。
考えなきところに、道は開けない。

おろかな民への崩壊を望んできたボクはひんやりとした感情を感じた。どうせ、通じない、どうせ、相手は悪だ。そういう甘美なあきらめの心情こそ、ボク等にこうもりがまさに、一部分、そういう状態に陥ってきたように、諦めという状態をもたらす。

自分を非難することは難しい。自分が老心を持っているということを認めるということも難しい。ボク等は、他者否定の上に自己肯定を成り立たせようとして必死になる。だから、本当に幸せになることはなかなかない。
ボクが思うに、ボク等は、すべてにおいて対象化をこころみ、新たな境地を切り開き続けなければならない。
自分を殺したくなければ。

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