第四部 共他存在
chapter#61 共他存在
人生の中で時折感じる、ふと下水道の排水溝からほのかに香るような、自分をそこにいるべき存在ではないと感じさせるその匂い。
ボクもそうだが、どうしても、うまく生きていない。
そういうように感じることがある。
自分で必死に目指すべきところを明確にしたところで、結局、人間というのは堕落をする存在なのだ。
一人でどれだけがんばってみても、孤独感を味わい、周囲の存在に不幸な感情を味合わせる。それだけで、終わってしまう。相手も、自分と同じく、自分が幸せになりたいと思い、一生懸命がんばる。
だから、衝突するに決まっている。
ボクがここまで、こうやって、小説を書き続けてきた中で、感じるのが、そういうこと、構造だけを明らかにしてみたなら、そこにたち現れるのは、おそろしく、非協力的で、自己中心的な人間という存在の本性だけ。
頭のいいやつになればなるほど、うまく、自分の利益を優先させ、実現させるように、もっていけるもんだ。
孤独感を感じたり、罪悪感を感じるというのは、先の章でも、述べたように、鍵括弧つきの善人であるという証拠。
でも、それも自分がまだまだ、やるべきことのある、つまらない人間だという、道徳的な意味での、未完成さの証明にしか過ぎない。
未完成の完成という状態を堅持し続けられるならばいいが、なかなかそういうわけにはいかない。
「ボクはこんなに、努力をしているのに、どうして、まわりのやつらは、こんなに非協力的なんだろう。」
こんな状態が、この第四部で書こうとしている人間存在の状態であるといえる。
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ボクもそうだが、どうしても、うまく生きていない。
そういうように感じることがある。
自分で必死に目指すべきところを明確にしたところで、結局、人間というのは堕落をする存在なのだ。
一人でどれだけがんばってみても、孤独感を味わい、周囲の存在に不幸な感情を味合わせる。それだけで、終わってしまう。相手も、自分と同じく、自分が幸せになりたいと思い、一生懸命がんばる。
だから、衝突するに決まっている。
ボクがここまで、こうやって、小説を書き続けてきた中で、感じるのが、そういうこと、構造だけを明らかにしてみたなら、そこにたち現れるのは、おそろしく、非協力的で、自己中心的な人間という存在の本性だけ。
頭のいいやつになればなるほど、うまく、自分の利益を優先させ、実現させるように、もっていけるもんだ。
孤独感を感じたり、罪悪感を感じるというのは、先の章でも、述べたように、鍵括弧つきの善人であるという証拠。
でも、それも自分がまだまだ、やるべきことのある、つまらない人間だという、道徳的な意味での、未完成さの証明にしか過ぎない。
未完成の完成という状態を堅持し続けられるならばいいが、なかなかそういうわけにはいかない。
「ボクはこんなに、努力をしているのに、どうして、まわりのやつらは、こんなに非協力的なんだろう。」
こんな状態が、この第四部で書こうとしている人間存在の状態であるといえる。
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