まさるのビジネス雑記帳

勉強ノート代わりに書いています。

株価は何によって形成されるか?

2007-02-03 22:38:38 | 株式関連

上場企業の株価を形成する要素は何でしょう?

私は、その企業の実力客観的状況主観的状況の3つによって成り立っていると思います。ただ、客観的状況は、その企業の属する業界の状況と、金融・証券市場のおかれている状況の2つに分かれると思います。従い要素は4つと考えても良いかもしれません。皆さんは如何ですか?

(1)企業の実力=その会社の現在の収益力・今後の収益見通し・成長・将来性等。但し、将来性と言って半年からmax.3年ぐらいでしょうか。会社の実力には保有株の含み益やカルチャー等も含みます。勿論収益力が一番重要なファクターとは思いますが。メーカは技術力も重要ですね。技術力・ノウハウ・人づくりなど何年もかかりますしね。これも実力ですね。

しかし、株式市場の見方は近視眼的ですし、機関投資家等は短期で運用成績を強烈に求められる世界の人がmain playerですから、この会社の将来性はあるといかにも長期的な見方をしているようで、実態は近視ではないでしょうか?

(2)客観的な状況(外部環境・景気動向等)=これには2つの面がありますね、世界レベルで考える必要があります。

1) 金融市場・資本市場・株式市場の状況―金利、世界的金余り、資金の流れ、債券マーケットとの関係等、巨大でグロテスクでvolatileで、とらえどころがありませんね。

 一日に動いている通貨量はどれぐらいでしょうか?2兆ドルでしょうか。もっと多いかもしれません。98-99%ぐらい?が投機資金でしょうね。実需はほんの少しです。怖い世界ですね。

2) その会社・製品の競争やその業種・業界の状況―将来性あるハイリスクIT業界の場合と半分規制=許認可に支配されている電力業界、鉄道・バス業界や、輸出型企業・輸入型企業、サービス産業、資本集約型企業、建設業、いろいろその業界によって状況が違いますからね。また影響力の大きい場合は、例えばFlash memory/Dram相場、FDP TV等の商品あるいはサービスの成長、あるいはジェットコースターサイクル等も考えないといけませんね。

(3)主観的な状況と判断―その会社・業界のイメージ・ムードやさらに投資家本人の主観的判断や期待の部分。同じ株価でも、まだはもうなり、もうはまだなりとか、投資家間の噂・風評ですね。

これらがみんな分かれば、株で毎回勝利、全戦全勝になれると思いますね。まあそんな人はめったにいないと思いますが。

ちなみに、私は株ではいつも負けています。

株式評論家の言うことは信用できませんね。株式評論家は、評論して儲けている訳ですね。株で儲ける実力があれば、評論家の収入は何十倍も増えるのにね。儲けられないから、評論家しているのでしょうね。

コメント
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