文部科学省が天下りを斡旋した今回の事件は本当に腹立たしい。しかし一方では問題の本質がどこにあるのかわからないという気もする。単なる手続きだけの問題のようにも思えるからだ。
高齢者社会となり、文科省を退職したあとどういう職を得られるかはその人にとって死活問題である。現役時代にその準備ができなければ誰だって不安に感じてしまう。もし老後の心配があるのならば誰も国家公務員になんかなるはずがない。
官僚の天下りは常に話題になる。だから今回の事件に腹が立つ。なんで分かっていながら、こういう問題が教育に携わる官庁から生まれるのだ。だから教育はよくならないのだ、という気持ちは、教員である私も同じように感じる。この腹立ちは一般の人よりも強い。
しかし、本当に教育のことを考えている人が手続きに関する勘違いだけをしていて、このような問題をおこしたのようにも感じるのである。だとしたら、これをどうとらえるべきかわからなくなる。
冷静な検証、冷静な議論、そして官僚制度の改革、そしてそれが真の教育改革につながることを期待する。
高齢者社会となり、文科省を退職したあとどういう職を得られるかはその人にとって死活問題である。現役時代にその準備ができなければ誰だって不安に感じてしまう。もし老後の心配があるのならば誰も国家公務員になんかなるはずがない。
官僚の天下りは常に話題になる。だから今回の事件に腹が立つ。なんで分かっていながら、こういう問題が教育に携わる官庁から生まれるのだ。だから教育はよくならないのだ、という気持ちは、教員である私も同じように感じる。この腹立ちは一般の人よりも強い。
しかし、本当に教育のことを考えている人が手続きに関する勘違いだけをしていて、このような問題をおこしたのようにも感じるのである。だとしたら、これをどうとらえるべきかわからなくなる。
冷静な検証、冷静な議論、そして官僚制度の改革、そしてそれが真の教育改革につながることを期待する。