世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

チェンマイ国博ガイドブック・#3

2015-12-19 09:01:41 | 博物館・タイ
<続き>

<北タイで最初の国家:ハリプンチャイ王国>

北タイで国家として初めて成立したのがハリプンチャイ王国である。建国にあたった人々の集団①は仏教及仏教芸術・文化、更にはインド文明の諸々を携えて、中部タイから移動して来た。伝説によるとチャーマティーウィー女王は、ロッブリーからランプーンへ9世紀に招かれたと伝えている。
(写真はガイドブック掲載のチャーマティーウィー女王がランプーン入城のジオラマ) 
彼女は先住のルワ族との抗争に勝利した。当時の街の跡をチェンマイやランプーンで、例えばWiang Mano、Winang Tho、Wiang Tha Kanに見ることができる。それらのハリプンチャイ王国は、500年にわたって続いた。
ハリプンチャイ王国とダバラバティー②は、ピン川を物流ルートとして十分な交易を行っていた。また、その間に南部ビルマとも交易を行っていたが、メンライ王によって1292年ハリプンチャイは制服された。その征服後1296年、ヨーノック王国③のメンライ王によってランナー王国が建国された。
(ハリプンチャイ人のテラコッタ頭像・MON族の特徴である太い左右の眉毛が繋がっている)



①MON族の集団であった
②チャオプラヤー(メナム)川下流域に7~8世紀頃存在したモン(MON)
 族の王国。ドバラバティーとも云う
③13世紀半ば、タイ最北部でメンライ王が即位した。それをヨーノック王
 国と呼ぶ

                               <続く>

ロイヤルプロジェクト・フェア2015・その1

2015-12-19 07:50:22 | チェンマイ
12月17日から20日までロイヤルプロジェクト・フェアがチェンマイ大学コンベンションセンターで行われると云うので、初日に行ってみた。

想像であるが苺苗は、日本から導入したのであろうと思われる。当日会場にも出典側に日本人をみる、プロジェクトの日本人指導者であろうと推測した。当日1パック買い求めたが大粒の苺は少なく、これから改良が進むであろう。

つくづく思うが、このようなアート感覚であろうか? タイ人は如何なく能力を発揮する。見たからにうまそうなトマトである。
今や南瓜も色とりどりである。この南瓜も1個購入して帰った。
外では急造の小川を配し、その周囲には大根やその他の野菜で庭園を作り上げる。いつものことながら、このようなタイ人の造形感覚はどこからくるのであろうか?
当日は、多くの野菜を仕入れて帰った。これで1週間は大丈夫であろう。




                               <続く>