少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

怒ってなかったんだ

2015-04-13 | チーム関係の事
今では複数の学校から子供達が入部している我がチーム

ウチの息子、娘の頃は一つだけの小学校。
その頃の代表、
魚屋さんだから
いつも怒っている口調だった、
実際、直ぐ怒ってたと思うけど

今の子供達は信じられないかも知れないけど、
今じゃ、滅多に起こらない長老も
若い頃はいつも怒っていて、
この代表とやりあっていたらしい

八百屋魚屋

PTAチームの親睦旅行先でも喧嘩して
長老が前代表を背負い投げ
着地点はガラスのテーブルの上

救急車を呼ぶ騒ぎになって、
そのホテルから出入り禁止の称号を受けたそうで

ウチの子供達が入部したころは
代表だったけど、ほどんど連盟のお仕事をしていて
練習にはたまに来ては怒鳴っていたなぁ

で、ある時のコーチ会議
その前後の流れは忘れてしまったのだけど、
「あなた達コーチは子供に怒り過ぎる」って怒り出した。

でも、監督以下コーチはポカーン
誰も喋らなかった。
だって、一番怒っている人が怒り過ぎだ。
って言うから、ビックリしちゃって

あれは怒っているんじゃなくって、
声がデカくて、口調が荒かっただけだったのかなぁ

私の前の監督時代にチームを離れて、連盟の役員に専念したけど、
私が監督をするって時には、
連盟の事やスポ少の事を随分親身に教えてくれた。
で、最後に絶対この言葉を
当時は私はPTAチームの監督も兼任していて
「PTAは他の人に任せて、出来るだけ早く子供の方一本にしなさい」って
一生懸命だったんでしょうね。
試合に負けた日は店でも機嫌が悪かったみたいだし

私がPTAチームの監督を降りて、
前代表の言葉の通りに子供のチーム一本になった頃
病気で倒れて、その後奥さんに車いすで
押されて散歩しているのをよく見かけた。

「たまには顔を出して下さいね。あの頃よりは強いですから」
なんて会話したら、泣いてたなぁ
「その内行くよ」なんて言っていたけど、
結局、来れないまま

明日がお通夜です。
コメント (2)
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