リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

気まぐれなヘモグロちゃん

2017-09-10 06:27:00 | オヤジの日記

看板が、突然友だちになった。

 

国立駅まで歩いていく途中で、世界がクルンと回った。

看板にしがみついたのだ。

 

それを見ていた若い女性が心配して、「大丈夫ですか」とミネラルウォーターを渡してくれた。

飲んで、復活した。

 

ありがとうございます。

 

得意先での打ち合わせを終えて、抱きつきやすい看板を探しながら、掛かり付けの医院に行った。

 

「ヘモグロビンの数値が8まで下がってますよー!」

女医さんが、真ん丸目で大袈裟に驚いた。

 

「これは、入院ですね。検査をしましょう」と深刻に下まぶたを覗き込まれた。

 

いや、私は、入院と東急インは嫌いなんですよ。

昔、大阪の東急インに泊まったとき、寝起きドッキリに遭ったんです。

寝ていたら、いきなり掃除のオバちゃんが入ってきたんです。

連泊で、「ドント・ディスターブ」の札もかけていたのに、いきなりですよ。

どんな従業員教育をしているんでしょうかねえ。

あれ以来、私は東急インは無理です。

おや、女医さんが険しい顔をしているぞ。

まさか、女医さんも東急インに恨みがあるとか。

 

「では、3日連続の点滴と普段の倍の鉄剤を飲んでください。本来なら、胃カメラや大腸内視鏡をやりたいところですが、少し様子を見ましょうか」

険しい顔は、まだ続いていた。

 

3年前の6月。

ヘモグロビンの数値が5.9まで下がったことがあった(一般の男性の平均値は14らしい)。

内臓の出血を疑われて、胃カメラ、大腸内視鏡、MRIなどという高尚な検査をしていただいた。

そのときも「入院! 死にますよ!」と脅かされたが、今回のように東急インを持ち出して、入院を免れた。

内臓からの出血は見当たらなかったので、医師も入院を強行できなかったようだ。

5日連続の点滴と1回の輸血で、ヘモグロビンが11まで持ち直した。

しかし、それ以来、私は貧血用の鉄剤が手放せなくなった。

鉄剤を飲んだことがない人にはわからないでしょうが、ウンチがマックロクロスケになるのですよ。

あ、食欲がなくなりましたか?

 

今回は、3日後に検査したら、数値が9.6まで上がった。

これは、バンザーイじゃないですか。

「バンザイなんかじゃありません!」と女医さんに怒られた。

「鉄剤をいつもの2倍。それと、絶対安静。栄養のあるものを摂ってください。この数値では、心筋梗塞と脳梗塞のリスクが高まりますから、ゼッタイに無理をしないでください」

 

はい、無理をしない程度に、昨日の夜、5キロウォーキングしてきました(本当は走りたかったが、女医さんの顔を立てた)。

ウォーキングのあとの爽快感がたまりませんなあ。ビールも美味いし。

4日連続、自宅で丼パーティをして、栄養も付けたし(エビ天丼、鶏天丼、かき揚げ丼、サンマ蒲焼き丼)。

 

ただ、ウンチがねえ・・・・・。

 

また、月曜日に血液検査です。

11まで上がれば、ラッキー。

 

来週の土曜日は、大学4年の娘と夜行バスに乗って、大阪に行く予定だ。

串カツを食いまくるのだ。

 

それは、娘が高校1年からの恒例行事だった。

毎年続けていたが、昨年は、娘が韓国に留学していたので行けなかった。

だから、今年はゼッタイに行きたい。

気まぐれなヘモグロちゃん、ゼッタイに11まで上がってくれ。

11まで上がれば、ノープロブレムだ。

 

一週間、いい子でいますから、ぜひ上がってください。

 

ヘモグロちゃん、よろしくお願いします!