リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2006-08-31 11:00:42 | 家づくり
●三菱東京UFJ銀、15年・20年固定金利住宅ローン引き下げ

 三菱東京UFJ銀行は9月1日から、15年物と20年物の固定金利型の住宅ローンの基準金利を引き下げると発表した。15年物は0.15%低い4.1%に、20年固定は0.2%低い4.35%とする。市場で長期金利が下落していることに対応した。
 その一方で、1年物は0.15%高い2.2%、2年物は0.05%高い2.5%にそれぞれ引き上げる。日銀がゼロ金利政策を解除して以降、短期市場金利が小幅ながら上昇していることに対応する。3年―10年物の金利は据え置く。
 長期固定型の住宅ローン金利は中長期国債の金利などを参考に決めている。長期金利は7月末に比べて0.2%程度低い水準で推移しており、他行も金利を長期間固定するタイプの住宅ローン金利を引き下げる見通しだ。


●住団連、解体現場のアスベスト気中濃度測定結果を発表

 住宅生産団体連合会(住団連)は、昨年10月から行ってきた低層住宅の解体現場の気中アスベスト濃度の測定結果などを発表した。同調査は「低層住宅石綿取扱ガイド」に示した手順・方法で解体した場合に、気中にどの程度飛散するかを測定したもの。
 調査結果は、解体作業中の隣地境界では、アスベストは0.3本/リットル未満の定量下限値未満であった。
 また、作業場所では、最も大きな値で4.63本/リットルで、「石綿障害予防規則」などに定められている対策を実施すれば、「十分安全」との見方をしました。



最新の住宅ニュースから

2006-08-28 16:55:25 | 家づくり
●大手銀、住宅ローン金利下げ検討

 三菱東京UFJ銀行など大手銀行は、住宅ローンの金利を引き下げるかどうかの検討に入った。金利を決める際に判断材料の一つとなる長期金利が7月末に比べて0.2%程度低い水準で推移しているためだ。ただ、銀行は「中長期的に市場金利は緩やかに上昇する」とみており、ローン金利を下げるとしても小幅にとどまりそうだ。
 銀行は一般に中長期国債の金利や、先行きの見通しを参考に住宅ローンの金利を決めている。金利固定型の住宅ローン金利は毎月末に翌月の分が発表されるのが一般的だ。10年固定型の住宅ローン金利は大手銀行で現在、年3.8%程度だが、「市場金利の低下が続くなら、来月以降に0.1%程度金利を下げる可能性がある」(担当者)という。

[8月26日/日本経済新聞 朝刊]


●手書きの住宅間取り情報を3次元プランデータに変換

 コンピュータシステム研究所(宮城県仙台市)は、大日本印刷の協力を得て、電子ペンにより専用紙に記載した手書きの住宅間取り情報を3次元プランデータに変換する機能を開発した。
 従来の建築CADの入力インターフェースとして採用されてきたマウスやキーボードの代わりに、手で書いた間取り情報をCAD内に取り込み、3次元プランデータとして立ち上げることができる。イメージスキャナーなどの機材は不要。
 コンピュータシステム研究所の建築専用プレゼンテーションシステム「VST4(ヴィ・エス・ティー・フォー)」の「デジタルスケッチオプション」として、10月1日に販売を開始する。


最新の住宅ニュースから

2006-08-25 18:07:00 | 家づくり
●サンウエーブ、最上位システムキッチンを刷新

 キッチン大手、サンウエーブ工業は同社の最上位システムキッチン「センテナリオ」を刷新し、9月20日に発売する。カウンターには耐久性に優れた人造大理石「デュポンコーリアン」を採用し、インテリア性も高めた。
 安全性を重視し、地震発生時に引き出しや扉が開かない機能を標準装備した。揺れを感知して自動的に停止するガス機器などをオプションとして付けている。幅2.55メートルの「I型」が食器洗い乾燥機付きで税込み126万525円。

[8月24日/日経産業新聞]


●自民が200年住宅提言 維持管理の指針作成必要

 自民党の住宅土地調査会は25日、世代を超え長期にわたって利用される高品質の住宅の建設を促し、社会全体の資産として継承することを目指す提言「200年住宅ビジョン」をまとめた。
 住宅を「つくっては壊す」社会から「いいものを長く使う」社会への転換を打ち出した住生活基本法が6月に成立したのを踏まえ「200年もつ住宅」をキーワードに実現に向けた中長期的課題を整理した。
 具体的には、主にマンションなどの共同住宅を対象に、100年後、200年後を見据えた維持管理などのガイドラインを作成するとともに、長寿命住宅に適した住宅ローンの仕組みや、現在の区分所有に代わる多様な権利設定の在り方などの検討が必要と指摘している。

[8月25日/共同通信社]


最新の住宅ニュースから

2006-08-24 12:59:24 | 家づくり
●性能表示耐震等級3住宅の振動試験を公開

 木造建造物の研究者や住宅メーカーの技術者でつくる「木造構造物の振動試験研究会」と(財)建材試験センターは23日、独立行政法人土木研究所(茨城県つくば市)で、住宅性能表示の耐震等級3に相当するもっとも標準的な仕様の試験体をつくり、実大振動実験を行った。
 1995年の兵庫県南部地震の地震波を再現して試験体に加震した結果、開口部が最も大きかった南面で最大層間変位角は1/26となった。南面の開口部まわりで躯体外側に張った合板のビスが抜け合板が浮き上がった部分が見られたほか、内装の一部で石膏ボードを固定するビス周りのゆるみ、土台の一部でホールダウン金物のゆるみなどが見られた。
 同研究会では、一昨年前に等級1、昨年に等級2に相当する標準試験体の実大振動実験を実施している。1階部分がおおむね倒壊状態となった等級1の試験体、倒壊の危険性はなかったが接合部に緩みが生じた等級2の建物と比べ、損傷は少なかった。
 等級3は基準法で定める耐震基準の1・5倍に相当する。


●注文住宅施主の若年化傾向が顕著-住団連調べ

 住宅生産団体連合会は、「2005年度戸建注文住宅の顧客実態調査」報告書をまとめた。
 「世帯主の若年化傾向」が明らかとなり、30歳台が前年度から4ポイント増えた。逆に二次取得は減少した。
 住宅性能表示制度の採用は、03年度28.4%に比べ44.5%と大幅に増加していた。


最新の住宅ニュースから

2006-08-23 15:09:24 | 家づくり
●住宅性能表示制度利用率、前月比減も増加基調

 国交省は、平成18年6月末時点での住宅性能表示制度お実施状況について調査結果の速報値を発表した。
 発表によると、設計段階の評価書の交付戸数は1万9580戸となり、同月の住宅着工棟数11万4331戸から換算する利用率は17.1%となった。
 数値は先月の利用率18.8%より1.7ポイント下がっているものの、前年同月の14.6%と比べ2.6ポイントの増加となっており、増加の基調に大きな変化はないと見られる。


●松下電工、6万時間寿命の高天井用照明器具を発売

 松下電工は、水銀灯400形と同等の明るさを実現した「エバーライト240」高天井用照明器具を、9月1日から発売する。
 約6万時間(水銀灯の約5倍)の長寿命で、高効率。


●7月の首都圏中古マンション、平均価格3カ月ぶり下落

不動産情報会社の東京カンテイ(東京・品川)がまとめた7月の首都圏(1都3県)の中古マンション平均売り出し価格は3.3平方メートル当たり115万8000円となり、前月比4.9%下落した。下落は3カ月ぶり。比較的高額の物件が多い東京都での売り出し量が減ったことが響いた。
 前年同月比では0.5%上昇した。金利に先高観があるほか、地価も堅調に推移しているため消費者の購買意欲は高まっている。ただ、新築マンションの大量供給が続いており、秋に発表される新築物件の概要を見てから決めたいとする様子見気分も強い。夏休みで需要そのものが減る時期でもあり、東京都では前年に比べ中古マンションの物件数が16.5%と大幅に減った。
 都県別では1都3県すべてで反落した。東京が前月比0.6%、神奈川が0.4%、埼玉が0.2%、千葉が0.9%それぞれ値下がりした。近畿圏は前月比2.2%高の79万6000円。中部圏は1.0%高い64万8000円だった。