●住宅ローン金利上昇・三菱UFJなどの10年物、11年ぶり高水準
7月から住宅ローン金利が上昇する。三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなの四大銀行は29日、金利を一定期間固定するタイプのローンをすべての期間で引き上げると発表した。市場金利の上昇を受けた措置で、上げ幅は0.1―0.25%。借り入れが多い10年物は三菱東京UFJとりそなの場合、11年ぶりの高水準となる。
新しい金利は7月2日から適用する。10年物は各行とも0.25%引き上げる。最も低い三井住友は年4.05%、最も高い三菱東京UFJは年4.2%になる。みずほと三井住友の10年物は約3年ぶりの高い水準となる。10年物は全体の2―3割の利用者が選んでいるローン。金利上昇局面でも長期間、金利を固定できるので、人気が出ている。
短い期間のローンでは、3年物が約12年ぶりの高水準となった。三菱東京UFJ、三井住友、りそなは0.15―0.25%上げ、年3.5%にする。みずほは0.15%上げ、年3.4%にする。
●06年度の民間住宅ローン、固定期間10年超の新規貸し出し・借り換えのシェア上昇
国土交通省は、03年度から実施している民間住宅ローンの実態に関する調査の、06年度の調査結果を公表した。
それによると、個人向け住宅ローン全体の新規貸出額のうち、固定期間が10年超のものは、05年度の16.6%から06年度上半期には22.4%に増加。他の住宅ローンからの借換え額のうち固定期間10年超のものは05年度の14%から06年度上半期23.4%に増加するなど、固定期間10年超のローンのシェアが上昇した。
最近の金利上昇などの要因を背景とする。
7月から住宅ローン金利が上昇する。三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなの四大銀行は29日、金利を一定期間固定するタイプのローンをすべての期間で引き上げると発表した。市場金利の上昇を受けた措置で、上げ幅は0.1―0.25%。借り入れが多い10年物は三菱東京UFJとりそなの場合、11年ぶりの高水準となる。
新しい金利は7月2日から適用する。10年物は各行とも0.25%引き上げる。最も低い三井住友は年4.05%、最も高い三菱東京UFJは年4.2%になる。みずほと三井住友の10年物は約3年ぶりの高い水準となる。10年物は全体の2―3割の利用者が選んでいるローン。金利上昇局面でも長期間、金利を固定できるので、人気が出ている。
短い期間のローンでは、3年物が約12年ぶりの高水準となった。三菱東京UFJ、三井住友、りそなは0.15―0.25%上げ、年3.5%にする。みずほは0.15%上げ、年3.4%にする。
●06年度の民間住宅ローン、固定期間10年超の新規貸し出し・借り換えのシェア上昇
国土交通省は、03年度から実施している民間住宅ローンの実態に関する調査の、06年度の調査結果を公表した。
それによると、個人向け住宅ローン全体の新規貸出額のうち、固定期間が10年超のものは、05年度の16.6%から06年度上半期には22.4%に増加。他の住宅ローンからの借換え額のうち固定期間10年超のものは05年度の14%から06年度上半期23.4%に増加するなど、固定期間10年超のローンのシェアが上昇した。
最近の金利上昇などの要因を背景とする。