8月の住宅着工43%減、審査厳格化で過去最大の下落率
国土交通省が28日発表した8月の新設住宅戸数は前年同月比43.3%減の6万3,076戸で、過去最大の下落率となった。耐震偽装の再発を防ぐため、着工に必要な建築確認の審査を厳しくしたのが主因。建築業界や確認検査機関に対する制度改正の周知不足が響き、申請を手控えたり、過度に審査が長引いたりするなどの混乱が広がった。
8月の着工戸数は年率換算(季節調整済み)では72万9,000戸で、過去最低水準。建築確認を厳しくした改正建築基準法の6月20日の施行以降、着工は急減しており、7月が23.4%減。8月はさらに減少率が倍近くに広がった。
7月の木造3階戸建て 前年同月比で63.9%減
国土交通省の発表によると、2007年7月の木造3階建て戸建て等住宅の棟数は1,026棟で、前年同月比でマイナス63.9%。このうち防火地域内の棟数は9棟、準防火地域内の棟数は582棟で、前年同月比64%減だった。改正建築基準法の施行の影響。
また、木造3階建て共同住宅については、棟数26棟、戸数193戸で、前年同月比それぞれ29.7%、40.9%の減少。このうち防火地域内の棟数は1棟、準防火地域内の棟数は14棟だった。
30年前に開発された自然風利用の換気システム、採用件数が急増
長谷工グループのハセックが30年前に開発した自然排気システム「ウイングジェッター(WJ)システム」が、マンションリフォームでの採用実績を3ケタに伸ばしているという。
「ウイングジェッター(WJ)システム」は、自然排気方式でありながら逆流現象の問題も解決した換気システム。飛行機の翼を逆さまにしたような形状で、わずかな風でも充分な排気能力を発揮し、風速に比例して排気能力が高まる設計となっている。
素材にFRP(繊維強化プラスチック)を使用しているため、優れた耐用年数をもつ。外販価格は54万8,000円(運搬・取付費別、税込み)で、メンテナンスコストはかからない。これまでに騒音や逆流などのクレームはないという。
同社では、エネルギー消費削減への社会的関心の高まりが採用理由とみている。
国土交通省が28日発表した8月の新設住宅戸数は前年同月比43.3%減の6万3,076戸で、過去最大の下落率となった。耐震偽装の再発を防ぐため、着工に必要な建築確認の審査を厳しくしたのが主因。建築業界や確認検査機関に対する制度改正の周知不足が響き、申請を手控えたり、過度に審査が長引いたりするなどの混乱が広がった。
8月の着工戸数は年率換算(季節調整済み)では72万9,000戸で、過去最低水準。建築確認を厳しくした改正建築基準法の6月20日の施行以降、着工は急減しており、7月が23.4%減。8月はさらに減少率が倍近くに広がった。
7月の木造3階戸建て 前年同月比で63.9%減
国土交通省の発表によると、2007年7月の木造3階建て戸建て等住宅の棟数は1,026棟で、前年同月比でマイナス63.9%。このうち防火地域内の棟数は9棟、準防火地域内の棟数は582棟で、前年同月比64%減だった。改正建築基準法の施行の影響。
また、木造3階建て共同住宅については、棟数26棟、戸数193戸で、前年同月比それぞれ29.7%、40.9%の減少。このうち防火地域内の棟数は1棟、準防火地域内の棟数は14棟だった。
30年前に開発された自然風利用の換気システム、採用件数が急増
長谷工グループのハセックが30年前に開発した自然排気システム「ウイングジェッター(WJ)システム」が、マンションリフォームでの採用実績を3ケタに伸ばしているという。
「ウイングジェッター(WJ)システム」は、自然排気方式でありながら逆流現象の問題も解決した換気システム。飛行機の翼を逆さまにしたような形状で、わずかな風でも充分な排気能力を発揮し、風速に比例して排気能力が高まる設計となっている。
素材にFRP(繊維強化プラスチック)を使用しているため、優れた耐用年数をもつ。外販価格は54万8,000円(運搬・取付費別、税込み)で、メンテナンスコストはかからない。これまでに騒音や逆流などのクレームはないという。
同社では、エネルギー消費削減への社会的関心の高まりが採用理由とみている。