21年前、学生時代の冬休みに、
友人クミちゃんと温泉に行こうと思い立ち、
地名のインパクトで「下呂温泉」へ行くことにしました。
当時、移動には青春18きっぷを利用することが多く、
我々の住んでいた横浜方面から西へは、
23時台の東京発大垣行普通列車に乗るのが定番でした。
日付が変わるのが確か戸塚駅辺りだったので、
そこまではきちんと切符を買いましたよ~。
そして、車内検札で青春18きっぷに
車掌さんに日付を書き込んでもらっていたものでした。
その日も手書きで「(昭和)64、1、6」と入れてもらい、
夜行列車で腰が辛いなどと言いつつ、
・・・そう、座席の背もたれが垂直に近かったような・・・
朝方、何やらアイドルの追っかけ集団の女の子たちが
メイクに夢中になっているのも興味深く、
目的地へ向かいました。
下呂温泉では朝、昼、晩と温泉をまわり、
お約束の下呂牛乳を飲んだり、
そしてまた翌朝(入りすぎ)・・・温泉の休憩室のテレビで、
昭和の終わりを知りました。
旅先では情報もなくて、実感がなかったのですが、
帰りに青春18きっぷに下呂駅で入れてもらった日付は
「1、1、8」になっていて、
この時は「平成」って決まっていなかったと思いますが、
新しい元号になるのだと、感じ入ったものです。
ちょうど、21年前の出来事でした。