杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

7月後半のイベント案内

2013-07-18 14:33:43 | 地酒

 しばらく更新が滞ってしまいました。猛暑の中、バイト先のお寺が、お施餓鬼やお盆で忙しく、久しぶりにガチンコ肉体労働してました。毎晩浴びるようにビールを飲んでいたので、減量は出来ませんでしたが、運動代わりにはなったかな。施餓鬼やお盆のしきたり、お寺と檀家さんのカンケイ、お寺の後継者モンダイなど等、単なる歴史好き・寺めぐり好きでは見えてこない現代仏教の内側が垣間見えて、興味深い日々でした。

 

 

 ご案内したい情報がいくつかあるので、今日はとりあえずお知らせを。

 

 

 日刊いーしず隔週連載の地酒コラム【杯は眠らない】第12回(こちらを)で、富士高砂酒造を取り上げました。世界遺産のお膝元の酒蔵ということで、前回の金明(御殿場)に続いての紹介です。蔵というより、私の場合は「人」の紹介かな。金明の根上さんにしても、高砂の杜氏・小野さんにしても、古いつきあいなのに、今、酒造りにどのような気持ちで向き合っているのか聞く機会が減ってしまっていた。富士山の世界遺産決定が、“再会”のきっかけになり、あらためてじっくり語り合ってみると、造り手として変わらない矜持がそこにあった・・・とても嬉しい取材でした。

 

 記事でも触れましたが、7月27日(土)14時から20時まで、富士高砂酒造で夏の蔵開きが予定されています。夏祭りっぽく、富士宮グルメの屋台やよさこい音頭など等で盛り上がるようです。酒蔵の内部をフリーで見物できる貴重な機会ですので、よかったらぜひいらしてください!

 

 

 

 

 

 

 

 直近ですが、7月19日(金)から21日(日)まで、静岡市の七間町通り、旧映画館跡の「アトサキ7」で、【伊豆フェス2013】が開かれます(こちら)。伊豆半島のグルメや手ワザなど等が、静岡市のど真ん中で楽しめる地域間交流イベント。この夏、伊豆へ旅行予定の人も、予定のない人も、つかのまの伊豆気分を堪能してみてください!

 

 

 

 

 

 歴史好きの方には、こちらを。静岡県朝鮮通信使研究会の今年度第2回例会が7月31日(水)19時からアイセル21で開かれます。

 今回のテーマはずばり「朝鮮通信使と富士山」。朝鮮通信使の訪日記録『使行録』にはたびたび富士山の記述が登場し、私が脚本制作にかかわった映画『朝鮮通信使~駿府発二十一世紀の使行録』でも、冒頭に、通信使が「富士山だ!」と興奮するエピソードを入れました。

 今まであまり注目されてこなかった、歴史上の外国人から観た富士山像に迫るタイムリーな講演です。誰でも無料で聴講できますので、お時間のあるかたはぜひ!!

 

 静岡県朝鮮通信使研究会第2回例会「朝鮮通信使と富士山」

  ◇日時 2013年7月31日(水)19時~21時

  ◇場所 アイセル21 4階44集会室 (アイセル1階の案内板は「静岡に文化の風をの会」名になっています)

  ◇講師 北村欽哉氏(朝鮮通信使研究家・郷土史家)

 

 

 


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