フリー編集者平野斗紀子さんのTAMARA PRESSが発行する『たまらん』4号が本日、発行されました。前回の伝統芸能特集(こちらを参照)は歌舞伎や日舞を支える裏方さんたちの知られざるバックステージを紹介した、大変読み応えのある紙面でしたが、今回はずばり静岡浅間神社廿日会祭特集。
私は祭りの伝統のない住宅街で生まれ育ったので、お祭りの山車、練り、踊り、木遣り等など各町でどんな違いがあって、いつどこで練習しているのか、祭り道具や衣装のケア、後継者育成のための予算って、どこから出てるのかなあ等など、考えてみると不思議に思うんですが、これまで深く追求することはありませんでした。そもそもお浅間さんの廿日会祭と静岡まつりの違いや関係性も、あまりよく知らなかった・・・(恥)。
さすが伝統芸能に造詣の深い平野さんだけあって、お囃子や地踊りがどんなふうに伝承されているのか、ちゃんと現場を取材し、わかりやすく伝えてくれています。
「たまらん」は、戸田書店静岡本店、静岡谷島屋呉服町本店ほか、静岡市街の協力店にて1部100円で発売中です。
また、4月から毎月第1・第3火曜の夕方18時30分~の放送になるFM-Hi「かみかわ陽子ラジオシェイク」の4月3日放送分で、廿日会祭と静岡まつりの関係や、時代とともに変わっていく祭りの有り様について陽子さんとお話する予定で、台本制作に取り組んでいます。お忙しい時間帯だと思いますが、お聴きになれる方はぜひ!