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音楽で元気を “歌う警察官”

2020-11-25 07:02:45 | 報道/ニュース

10月30日 NHK「おはよう日本」


音楽を通じて警察に親しみを持ってもらい
警察活動への理解を深めてもらおうと活動する警察の音楽隊。
鳥取県警の音楽隊では新型コロナウィルスの影響で活動の縮小を余儀なくされるなど厳しい状況は続いているが
歌声を通して県民に元気を届けようと活動を続ける隊員がいる。

鳥取市の商店街で開かれた鳥取県警察音楽隊のコンサート。
約20人の警察官が奏でる音色が野外に響きわたる。
副隊長を務める室永警部。
音楽隊の活動を20年以上続けていて指揮や歌を担当している。
ふだんは警察の広報業務を行なう室永警部。
交番勤務などの警察業務にあたりながら音楽隊の活動を続けてきた。
県民から届いた音楽隊の活動を応援する手紙。
“いつも楽しみに拝聴させていただいています”
“最高に素晴らしいの一言“
音楽隊への熱い思いがびっしりと書かれている。
(室永警部)
「一番住民との距離が近いというのが
 隊員にとっては直接反応が見られるというのが大きな活力につながるのではないか。」
新型コロナウィルスの感染拡大の影響でコンサートの中止が相次ぐなか
歌や演奏を通して県民に元気を与えようと音楽隊は練習を続けてきた。
(室永警部)
「県民と警察とを結ぶ音の懸け橋という言葉にたがわないような
 県民のための音楽隊でなければならないと思う。」
歌を担当する室永警部も練習に熱が入る。
感染対策を取って野外で行われた約2か月ぶりのコンサート。
商店街を通りかかった人たちや音楽隊の演奏を心待ちにしていた人たちが
開演前から続々と集まった。
集まった人たちは久しぶりの生演奏を心ゆくまで楽しんでいた。
そして最後に室永警部の独唱。
県民への感謝を込めてリクエストに応えた1曲を歌う。
♪ 誰にも見せない泪があった
     人知れず流した泪があった
     ・・・・
     だからもう迷わずに進めばいい栄光の架橋へと
     終わらないその旅へと
     君の心へ続く架け橋へと・・・
(観客)
「いつもいつも聴いているんですけど
 よかったです。」
「音が違いますね 音が。
 いいですね。」
「こういう演奏は音楽隊しか聴けないので
 私にとってはお宝です。」
(県警音楽隊 室永副隊長)
「コロナ禍で苦しむ中で皆さんに元気と勇気を与えたいという思いがあった。
 逆に来られている方々の顔を見て元気をもらったような気がして
 また頑張らないといけないという思いにさせてもらいました。」

 

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