2月5日 国際報道2018
ベトナムの首都ハノイ。
多くの人に愛されているのが「フォー」である。
(市民)
「フォーはベトナムの文化で
ごはんの代わりに毎日食べるんです。
フォーの国に挑もうとしているのが讃岐うどんである。
ベトナムの人たちに本場の讃岐うどんが受け入れられるか
来年の出店を目指しテスト販売に挑戦した。
ベトナム進出を任されている「もり家」村井毅史さん。
讃岐うどんの真髄である“ツルツル モチモチ”の食感を実現するためには
まず足踏みが欠かせないという。
(「もり家」村井毅史さん)
「讃岐うどんに関しては
足踏みするしないは歴然とした違いが出てくる。」
もう1つのこだわりはゆで方である。
天気や気温によって微妙に変化する生地の状態に合わせて
最適なゆで時間や火加減を見極めるのである。
(村井毅史さん)
「日々同じことをやるからこそ
ぶれというのを気にしていかないと
いいものが安定して出せないかなと。」
讃岐うどんになじみがないベトナムでどのように浸透をはかるか。
地元の人たちに試食をしてもらうことにした。
「日本のうどんを食べてみませんか。
ベトナムの小麦粉で作りました。
手作りです。」
(客)
「讃岐うどんを食べるのは初めてですが
とてもおいしいと思います。」
「麺にこしがあり冷たくて
とてもおいしいです。」
村井さんは
本場のツルツルモチモチを受け入れられると手ごたえをつかんでいた。
(村井毅史さん)
「おいしかったよというご意見をいただくと
本当にこれから
ベトナムで讃岐うどんをもっとお客さんに喜んでもらえるように広めていきたいなと。」